パチンコ業界が衰退した本当の理由と今のままのパチンコ店では全滅する可能性

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最初に

昔はパチンコ業界は30兆円産業と言われていましたが2021年では14兆円にまで落ち込みました。感染症の影響だけではなくそれ以前より遊技人口自体が最盛期に比べて大幅に減り続けているのが大きな要因です。
かつてパチンコは遊技人口3,000万人でしたが2016年のパチンコ遊技人口は1,070万人、2020年のパチンコ遊技人口は710万人と最盛期の3分の1程度にまで下がっています。

※日本生産性本部調査

パチンコの遊技人口が減った理由

 

インターネットやPC、スマートフォンの普及などで余暇の過ごし方が変化した。

パチンコの最盛期には今ほどインターネットは普及しておらず動画サービスなど全くないのでYoutubeも存在していませんでした。携帯電話にしてもi-modeがあるくらいでアプリやゲームなどもほとんどないような時代でした。しかし今は、スマートフォンはほぼ全ての人が持っておりどこでも動画を見たりゲームにも大忙しです。パチンコをしていてもスマートフォンの画面を見ている人も多く何のためにパチンコをしているのか分からないぐらいです。

特にスマホゲームの課金ガチャはパチンコ産業に流れていた余暇資金を大きく奪ったといえるでしょう。あまりの人気ぶりに確率表記などさまざまな規制が入るほどですから。

遊技台の規制

4号機のミリオンゴッドなどの問題遊技機を機に大幅な規制強化があり、5号機への移行やパチンコも1/499や1/399のハイスペック機が禁止となり1/315が上限、出玉上限も2400発から1500発へと規制されています。しかしパチンコに関してはメーカーの創意工夫や抜け道探しにより継続率アップや大当たり間の時間短縮により規制前よりも出玉スピードも上がっているので現状ではスロットに対する規制が業界的に問題になっています。

お金がもったいない

以前と比べて余暇の過ごし方の選択肢が増えたこと、またバブルも終わり全体的に社会全体の収入が落ちたにもかかわらずパチンコ店の遊技機の過激さが増し、それについていけなくなったパチンコ・パチスロファンが愛想を尽かしました。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • パチンコ業界が追い込まれた本質的な理由は
    バレなきゃ何してもいいという悪意が今の状況にした自業自得の現れ。
    どんな商売でも利益追求なのにホールコンピュータでやりたい放題、出玉減らし、不正行為
    警察が取り締まらないのをいい事に皆一蓮托生
    弱い者から金を巻き上げてのし上がって来たが
    客を減らし、店を潰しては身も蓋もない。
    この業界に薄利多売は無い!
    これまでにやりたい放題をして来た大きな代償

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