周年記念イベント翌日閉店したライオン八王子店。閉店を責めるつもりはないほど追い詰められたパチンコ業界の現状と裏事情

ライオン八王子
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周年イベント翌日に閉店してしまったパチンコ店

信じられない話ですが、大盛況だった周年イベント翌日に閉店してしまったパチンコ店が存在します。

「周年イベント翌日閉店事件」としてネット界隈では有名な話ですが、ライオン八王子店が周年イベントの翌日に予告無しで閉店したというものです。

ライオン八王子

ライオン八王子店というのは低貸専門店でしたが、2023年に二度の代表者変更が行われ注目されていましたが周年イベント翌日に閉店という驚くべき事態になりました。

【貯玉に関する関連の過去記事】

パチンコ店が当日閉店告知。閉店を知らず特殊景品への交換ができない事案発生。

ライオン八王子店の閉店は特別な事情発生?

ライオン八王子閉店

突然発表されたライオン八王子店の閉店ポップですが、予告なしの閉店という特別なケース以外でも連絡先が代表取締役と取締役の携帯電話という特殊なケースになっています。

普通に考えればオフィスの電話番号だけでいいはずですが、役員の携帯電話番号が掲載されているのは異例中の異例というべきだと思います。

実はライオン八王子店のアメーバーブログでは

【祝】7/30(日) おかげさまで29周年!!!【祝】

という内容で7/29に翌日の周年記念の告知と8月の新台PF機動戦士ガンダムSEEDの告知までされていました、しかし翌日、アメーバーブログでは

ライオン八王子店閉店のお知らせ

という記事が掲載されました。以下はその内容です。

当社ライオン八王子店運営会社株式会社アクトは令和5年3月末日社長交代と資本注入を行いライオン八王子店の新たな土台作りを行っていた矢先でした。ご愛顧いただいたお客様、お取引会社の皆様にご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。

貯玉を交換させず閉店してしまえば店の資金は減らない為、一番資金を残した状態で閉店できるかもしれませんが一歩間違えれば詐欺行為と思われても仕方ない行為です。

激怒され訴えられかねない行為だと思いますが、さすがにこの一連の流れはおかしすぎると思い注目していました。その後ある事実が発覚したのでそれについて説明していきます。

ライオン八王子店の閉店告知で出てきた株式会社ルシアンホールディングスについて

株式会社アクトが行った代表変更と資本注入とは何だったのか?

それについては株式会社ルシアンホールディングスが関係しているのだと推察されます。

店舗に対する問い合わせ先が株式会社ルシアンホールディングスの代表取締役と取締役の携帯電話というのは普通に考えて異常だと思いますし、この告知ポップは誰が作成して誰の責任の下で告知されたのか?

※補足 

ライオン八王子店をもともと運営していた株式会社アクトは2024年1月16日に東京地裁立川支部より破産手続開始の決定を受けています。

実はその謎を解き明かすようなニュースが2024年9月にありました。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024090700419&g=soc 引用元 JIJI.com

様々なところで問題を起こしていた㈱ルシアンHD

Googleで株式会社ルシアンホールディングス と検索するだけで以下の情報が出てきます。

「M&A」名目で中小企業に入り込みカネを巻き上げ…悪質投資会社の手口とは 全国で相次ぐ被害 引用元 東京新聞 TOKYO Web

【ルシアンホールディングス】悪質M&Aで中小企業を食い荒らす事件屋【鹿島ガーデンヴィラ】 引用元 政経東北

上記の記事の真偽は現時点では分かりませんが、詐欺容疑の告訴状が警視庁に受理されたということなので今後明らかになってくるでしょう。

しかしこう考えればライオン八王子店の突然の閉店は何らかのトラブルが発生してやむを得ない突然の閉店だった可能性が出てきます。

株式会社ルシアンホールディングスにM&Aされた企業のその後

ゼネラルビジネスマシン株式会社 会社廃業のご報告

パチンコ業界で相次ぐM&Aについて

パチンコ業界ではM&Aが活発に行われています。ほとんどが現状でパチンコ店を経営しているいる法人が店舗拡大の為に行うM&Aが大半ですが、今回のような異業種、投資会社がM&Aを行うケースもあるようです。

しかし、M&Aをしたとしても店舗運営を行えるのか?マネーゲームの一環ではないかと疑うようなM&Aの案件がある為に経営者の方は注意が必要でしょう。

また詐欺目的てM&Aを考えている場合、M&Aの仲介会社も間接的に加害者になる可能性が出てきます。実際にM&Aを仲介した会社は関与を疑われていますし、この真偽については警察の捜査が終わらないとはっきりとしない状況になっています。

まとめ

今回のライオン八王子店のような事前告知なしの閉店で貯玉を換金できないというような時代は稀かもしれませんが、今後同じような例がないとは限りません。

なぜならば一度前例が出来てしまえば抵抗がなくなり同じようなことをする経営者が出る可能性が高いからです。一昔であれば閉店までの告知は一ヶ月くらいが当たり前で貯玉交換の猶予期間もしっかりとありましたが、最近では1週間前というのも珍しくありませんし3日前という店舗も少なくないからです。

以前であれば1店舗が閉店しても残っている店舗のイメージダウンを避けるためにしっかりと告知をしていましたが、最近では最後の1店舗を閉店してパチンコ業界から撤退というのも珍しくないので十分に気をつける必要があります。貯玉再プレイ手数料解禁されたことも含めて端玉以外の貯玉は行うべきではないと考えます。

ましてや大量の貯玉を保有しているにもかかわらず店内ルール違反ということで貯玉全没収という恐ろしい例もあることを考えればリスクは最小限にするべきです。

【関連の過去記事】

パチンコ店出禁

簡単に出入り禁止になる最近のパチンコ店。それだけパチンコ店の経営が苦しいという現状の証明?

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