全日遊連 理事長 阿部恭久氏(あべやすひさ)が参議院選で落選
参院選 自民党比例代表名簿 https://special.jimin.jp/candidate/proportion.html

2025年の参院選でパチンコ業界からの希望を背負って出馬した阿部恭久氏が当選ラインに約45,000票ほど足らずに落選しました。

遊技業界関係者とアピールして出馬すれば、反パチンコの人達からの反感を買う為に大々的にアピールすることはできなかったと思いますが、落ち目の自民党からの出馬ということもあり確定未来といってよいほど予想通り見事に散りました。
とはいっても、れいわ、立憲民主、共産党、社民党から出馬したとしても今以上に票は取れなかったと思うので当選の可能は非常に低く仕方がないところだと思います。
ガーシーこと東谷和義さんのポストも酷い書き方だと思いますが、同様に感じている一般人が少なくないのも認めるべき事実ではないかと思います。
ただいくら店舗が減ったとしてもパチンコ店は6000店舗近くは存在します。また関係する企業やメーカーが多数存在するにもかかわらず80,000票というのはかなり少なく、パチンコ業界でも全日遊連の理事長が出馬することに反対もしくは共感できないという方も多かったのではないかと思います。
過去の選挙では2019年の参院選では尾立源幸氏(元議員)を支援し落選。2022年参院選は木村義雄氏(元議員)を支援して落選した為に業界から独自の候補者という考えだったと思うのですがやはり無理でした。これを見てもいかにパチンコ業界が世間から嫌悪されているのか、また業界として団結できていなかった状況が分かります。

実際に選挙戦では「全国で20万人」とされるパチンコ店の関係者や、その家族からの得票を当てにして業界関係者を集めた会合を全国で開催。大々的にアピールしても「一般有権者からは叩かれるだけ」とSNS発信や街頭での演説をほとんど行いませんでした。それでもパチンコ店の関係者が一致団結すれば当選確実な票数に届いたと思いますが、それを望まなかった価値観の人が数多くパチンコ業界にもいたということだと思います。

阿部恭久氏が落選したことで、どのパチンコ法人が非協力的だったのか?といった魔女狩りのようなことが行われないことを祈るばかりです。ただ特定の候補者への投票の強制などが行われたと分かれば公職選挙法はもとより業界への風当たりはさらに強くなるはずです。あるパチンコ法人では選挙に行ったことを証明する為に選挙会場の写真を上司にLINEすることを義務づけた法人もあったようです。しかしその法人でも誰に入れるかというの投票の強制はなかったということなので、そういった意味ではパチンコ業界はまともだと言えるでしょう。
阿部恭久氏への業界全体での投票の強制が行われなかったという時点で、選挙に関してですが一部の業界の比べて遊技業界はまともだと言えるのかもしれません。
もしも投票を強制されたという方がおられればコメント欄から教えてください。
ただ私が分からないのは6号機の頃ならいざ知らずスマスロ、ラッキートリガーの解禁により以前の4号機レベル、また1/499パチンコのレベルまで出玉性能は上がっています。議員になってこれ以上何を緩和しようというのか?射幸心ではなく遊技性や娯楽としての側縁を強化しない限り、遊技人口の増加や若者の参入などは夢のまた夢です。

私には何をしたいのかが今一つ分かりません。
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ある議員の名前を検索すると…(諸事情により名前を大々的に出せない…)
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