パチンコ業界からの転職について

「パチンコ業界が不安だから転職したい」こういった思いは現状パチンコ業界で働いている人達のなかでもかなりの人数が持っていると思います。しかし一部のパチンコ業界メディアでは

パチンコ業界になぜ不安を感じているのか?
成長業界に行けばその不安は解決しますか?
転職で成功した人がいますか?
ということを記事にしてパチンコ業界を離れることへの不安を煽りパチンコ業界からの離反を防ごうとしています。彼らの中にはパチンコ業界から労働者が減ることを危惧していることから脅すような記事を書いている人もいます。
これはパチンコ業界からの脱却を悩んでいる人に読んで欲しい記事になります。
パチンコ業界からの転職を考えた方がいい人

全ての人にパチンコ業界からの転職をオススメするわけではありません。業界№1といわれるマルハンで出世しているような人であれば転職はオススメしませんし地方で圧倒的№1のグループで要職についているような人にもオススメません。あくまでも以下の条件に当てはまる人には自分に置かれている状況を冷静に分析して転職を検討して欲しいと思います。
売上・純利益が前年対比を割り続けている企業

年々、売上や純利益が前年対比を割り続けているような企業には将来がありません。これからさらにパチンコ店が淘汰されるような状況で負け組と言われる位置にある企業で遅かれ早かれ倒産もしくはM&Aされることになるでしょう。M&Aされた場合は継続して雇用されたとしても出世街道からは外れやすいでしょうし、どんどん待遇が悪くなり退職という選択肢しかなくなる可能性があります。
給料が上がらない企業

本来給料は年令と共に上がっていくものですが、大学を卒業して数年間は給料が上がるものの管理職になったり手当カットなどの理由で10年経過しても初任給に近い金額や、初任給以下になっているような企業が存在します。そういった状況で働き続けても給料は上がりませんし逆に大幅に下がった例も存在します。
【関連する過去記事】

パチンコ業界の不正がこれから明らかになってくる理由。それは理不尽な理由で退職した元社員が暴露するから
業績が悪化すれば信じられないような方法で給料を下げた例がパチンコ業界では発生しています。というか10年働いて給料が下がるというのは異常な状態でありそれを転職せずに許容してしまってる時点で正常な精神状態ではないと思います。

少なくとも上記にあてはまるような企業で働いていれば転職することをおススメします。
降格による賃金の減額は違法!? 引用元 会社を守る就業規則
この記事を見ると理由をつけて降格させれば役職手当の減給は可能です。しかし基本給まで下げるのは問題があります。しかし経営不振などの理由があれば一定額の減給は可能です。そういった制度を利用すれば働いても給料が上がらないどころか下がっているという状況を合法で作り出すことが可能です。
パチンコ業界は衰退し続けている

パチンコ業界から離れなくても所属する企業から別企業への転職をしてもいいという考えがあるかもしれません。しかし今後生き残るパチンコ店はさらに減るでしょうし、今回生き残ったとしても今後同じようなことがあるかもしれません。たとえ今は若く重宝されたとしても次回のパチンコ閉店ラッシュでは淘汰される社員の側になる可能性も高いです。ましてや国家資格や実務経験などが役に立たない業界です。そうなれば50代、60代の社員はリストラや転籍による警備員という悲惨な末路が見えてきます。そういった未来を考えてもあなたはパチンコ業界に居続けますか?一度自分の置かれている状況を冷静に分析して今後の人生を真面目に考えてみてください。
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