簡単に出入り禁止になる最近のパチンコ店。それだけパチンコ店の経営が苦しいという現状の証明?

目次

最初に

パチンコ店の出入り禁止。何をしたら出禁になるのかという単純な質問ですが、

●店側に対する嫌がらせ

●スタッフへのストーカー行為

●店内ルールを遵守しない

といったものがあります。しかし近年、以前では考えられなかったような理由で簡単に出玉没収・貯玉没収からの出禁事案が発生していますのでそれについて記事にしていきます。

一般的な出入り禁止事例

一般的には店舗の備品を意図的に壊した場合などには弁償ののちに出禁というのが一般的です。負けて腹が立って自動ドアを蹴ったり、ゴミ箱を蹴って破損というのがよくある事案です。その反面、意図的ではないが店舗の備品を壊してしまった場合の判断は店舗、および店長の判断によって変わるそうです。判断が分かれる事案としては

例えば激熱のリーチが外れてガラスを軽く叩いたつもりでヒビが入ってしまったというのもそれにあたります。また台の破損時に自己申告するかどうかというのも大きなポイントです。もしも申告がなければ器物破損ということで警察への被害届を出すことになるでしょうし、警察の捜査により犯人として捕まれば起訴されてしまいます。

あくまでも店が被害を被るような被害が発生した場合に出入り禁止になるのが一般的でした。

 

最近の出入り禁止の基準について

以前あり得なかった最近の出入り禁止の基準としては以下のものがあります。

①店内をしつように巡回してのはハイエナ行為

②特定の者が資金を提供しての代打ち遊技

③整理券の販売・譲渡

④頻繁な止め打ち・変則打ち

⑤スマートフォンを見ながらの台選び

これら全ては軍団と言われる打ち子集団の排除が目的と言われますが、根本的に勝ちにこだわるような客は来るなと言われているようなものです。朝イチでリセット台の確認の為にカニ歩き行為をして出禁になったという話はよく聞きますし、少し前に話題になった事件が出玉没収からの出入り禁止です。

パチプロ「76万円相当の出玉没収」事件。すべての系列店を出禁になった真相 引用元 日韓SPA

これはパチンコで攻略打ちと言われる「止め打ち」「変則打ち」などの行為が引き金になりましたが、全ての貯玉を没収の上で全店出入り禁止となったということで
X(旧Twitter)などでもかなりの話題になりました。

 

 

止め打ち」「変則打ち」で出入り禁止にできるのか?

しかしパチンコは法的には「遊技」となります。遊技とは技術を使って遊ぶ娯楽ということで、技術が不要になるパチンコのハンドル固定は違法となる為に法的に禁止されています。その為、一時期パチンコ店では判読湖底に対して厳しい対応をしているお店も存在しました。つまり打ち方を工夫する遊技方法となる「止め打ち」「変則打ち」に関しては法律が認めている遊技方法でそれをハウスルールで禁止する店舗がむしろ違法行為というべきです。遊技なので止め打ちや変則打ちは認められるべきですが、こういう都合が悪いところだけ遊技ということを認めないのはパチンコ店の悪い悪癖でしょう。

しかしながら店舗のルールに従わないという時点で出入り禁止というのは可能だと思いますが、法律に認められた権利を認めないというのはいかがなものでしょう。

 

「止め打ち」「変則打ち」を店舗が禁止する理由

特定の機種で攻略法が発覚した為にその攻略打ちを禁止するのであれば理由は分かります。しかし攻略法が発覚したのであれば、その当日に空台から稼働停止にしておいて新台に入替をすればいいと思いますが、すこしでも売上を上げようとして無理やり稼働させる為に攻略法をしている客を監視するというのは昔からパチンコ店で見られる光景です。

しかしそれ以外の「止め打ち」「変則打ち」を考えてみると打ち方を工夫です。

例えば大当たり中、アタッカーに1個余分に入れる方法、大当たりラウンド間のアタッカーが閉まっている瞬間に玉が無駄にならないように止め打ちする。
例 10Rの大当たりの場合、1個×賞球数10個だとして約100発余分に出玉の獲得が可能です。

例えば大当たり中、アタッカーが閉まっている間の無駄打ちをなくす
例 10Rの大当たりの場合、ラウンド間でこぼれる球が3個の場合×10Rだと約30発の打ち出し玉の節約ができます。

機種にもよりますが10Rの大当たり1回あたりで何も考えないで打ち続ける人と比べて約130発の差が生まれます。等価交換、28個交換の店であれば約500円の差です。大当たりが20回かかった場合だと500円×20回で約10,000円の差になります。
また確変も止め打ちすることで、機種や状況によってですが100発近く節約が可能です。

一般の客に比べて明らかに店側が損をしてしてしまいます。その為、「止め打ち」「変則打ち」を禁止にしているパチンコ店も多いのですが、その監視の厳しさには大きな差があります。特に経営が厳しいお店や極限まで利益を追求するようなお店であればすぐに注意喚起をされたりして楽しく遊べないと思います。

 

 

出入り禁止を乱発した有名店

 

以下は実際に出禁を乱発する有名店でのハウスルールの一例です。

・保留が4つ溜まったので打ち出しを止めたら出禁

・リーチ中に打ち出しを止めたら出禁

・ストロークが上手かった為出禁

・打っていた台が想定より回り過ぎていた為出禁

プロではない一般人から見てこれってどう思いますか?勝つために工夫しする客は来なくていいといっているようなものです。軍団の排除が目的ではなく何も考えずにお金を落としてくれるジジババ以外は来るなということかもしれません。しかも警告からの出入り禁止ではなく遊技中、大当たり中にもかかわらず出玉没収の上で出入り禁止という話もあるので個人的には悪質なお店という印象しか受けません。

 

まとめ

今から約20年前ぐらいであれば悪質なプロでなければ店舗の賑やかしとして許容されていました。しかし2024年現在では軍団、プロはお断りということで排除の傾向にあります。とくに最近では新紙幣発行前に閉店を予定しているお店であれば、貯玉・出玉没収からの出入り禁止というのも珍しくなくなってきたのではないかと思います。以前であれば何度か警告してハウスルールに従わないのであれば出玉交換後に出入り禁止というのは普通でしたが、最近では事前の警告なく一発で貯玉・出玉没収だけではなく、チェーン店全ての会員カードを取り上げと貯玉没収まで行うグループがあるようです。

このSNS全盛の時代にそんなことをよくやるものだと思いますが、ネットでは店舗名を検索した時点で様々な事例が出てきており出禁乱発店であることが一定数認知されているので、若い人たちは避けているのではないかと思います。

事情はどうあれ、勝ちにこだわるやつはパチンコ店に来るな!お断りだ!ということになるまであと少しな気がする2024年のパチンコ業界事情です。

【閉店関連のパチンコ事情】
ぱちんこ店の閉店がなぜ続いているのか。2024年も閉店ラッシュが続く3つの理由

2024年もパチンコ閉店ラッシュは加速する。6000店舗を割り込む可能性が高い理由

 

 

 

 

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