キコーナについて

Googleでキコーナを検索すると「キコーナ やばい」という検索候補が出ます。キコーナといえば2010年~2019年の約10年間でM&Aで店舗数を増やし令和では全国で店舗数3位、関西エリアでは店舗数1位。2019年時点で売上3,000億円を超えており業界上位に躍りでました。経営が不安視されている現在でも令和7年の時点でもM&Aを行っています。

キコーナの店舗数推移について

以下のリストはアンダーツリーグループにおけるコロナ禍以降の閉鎖店舗です。
2020年 4月『キコーナ新大阪店』(大阪府)
2020年 5月『キコーナル今津店』(兵庫県)
2020年 5月『キコーナ日立銀座店』(茨城県)
2020年 6月『キコーナ川西加茂店』(兵庫県)
2020年11月『OK牧場八尾店』(大阪府)
2021年 1月『OK牧場名張店』(三重県)
2021年 2月『キコーナ今津駅前店』(兵庫県)
2021年 2月『キコーナ杭瀬店』(兵庫県)
2021年 5月『キコーナ土浦駅前店』(茨城県)
2021年 9月『キコーナ相模原店』(神奈川県)
2021年10月『パティオ香里園店』(大阪府)
2021年11月『キコーナ網野店』(京都府)
2021年12月『人生劇場』(東京都)
2022年 1月『キコーナ土浦並木店』(茨城県)
2022年 4月『キコーナ阪神尼崎スロット館』(兵庫県)
2022年 4月『キコーナ秦野中井店』(神奈川県)
2022年 4月『タウンライト小田原栄町店』(神奈川県)
2022年 4月『スロットアクロスキコーナ市毛店』(茨城県)
2022年 4月『パティオ塚本店』(大阪府台)
2022年 4月『キコーナ生田川インター店』(兵庫県)
2022年 4月『キコーナ姫路駅前2号店』(兵庫県)
2022年 4月『タウンライト伊丹店』(兵庫県)
2022年 4月『スロットキコーナ舞鶴店』(京都府)
2022年 5月『キコーナ小野店』(兵庫県)
2022年 5月『キコーナ尼崎店』(兵庫県)
2022年 7月『キコーナタウン豊中北店』(大阪府)
2022年 7月『キコーナ牛久南店』(茨木県)
2022年 8月『キコーナつくば店』(茨木県)
2022年 8月『キコーナうめきた店』(大阪府)
2022年10月『キコーナ茨木南店』(大阪府)
2022年11月『キコーナ六甲道店』(兵庫県)
2022年11月『キコーナ長谷店』(神奈川県)
2023年 5月『キコーナ千里店』(大阪府)
2023年 6月『キコーナ美野里店』(茨木県)
2023年 7月『アプリイ袋井』(静岡県)
2023年11月『キコーナ 江戸崎店』(茨木県)
2023年11月『キコーナ神戸.鹿の子台店』(兵庫県)
2024年 1月『キコーナ峰山店』(京都府)
2024年 1月『キコーナ香住店』(兵庫県)
2024年 1月『キコーナ太田店』(茨木県)
2024年 1月『キコーナ阪急神崎川店』(大阪府)
2024年 2月『ニューパティオ光明池店』(大阪府)
2024年 5月『キコーナ大船店』(神奈川県)
2024年 7月『キコーナ取手店』(茨木県)
2024年 8月『キコーナ堺市駅前店』(大阪府)
2024年 9月『キコーナ横須賀店』(神奈川県)
2024年11月『キコーナ寝屋川市駅前店』(大阪府)
2025年 1月『キコーナ彦根店』(滋賀県)
2025年 5月『キコーナ豊中インター店』(大阪府)
2025年 5月『キコーナ河内長野店』(大阪府)
2020年から2025年の間で50店舗が閉店しました。特に2022年4月には9店舗を同時に閉店させた為、「キコーナはヤバいのではないか」という噂が業界を駆け巡りました。傾向を見ると大阪、兵庫、茨木の閉店が目立つ状況です。
キコーナの最近の業績について
以下は官報の掲載情報からの転載になります。

こちらはは子会社及び関連企業の業績となります。

この業績を見て驚きなのが売上が前年対比で27.74%アップとなっております。ただパチンコ店の場合はお客が使ったお金が売上、お客が負けた金額が粗利なので他業種の売上げにあたる営業利益は+18.4%アップ、純利益が約6億の赤字という結果です。関連企業も全て赤字になっています。ただこの赤字は設備投資による意図的な赤字の可能性がありますが、一般人が見れば赤字でヤバいのではないかと疑われる要因といえるでしょう。
ただこの売上が上がった業績を見て安泰とは言えないのが現実です。それは売上が上がった理由が問題だからです。客数が増え稼働が上がったから売上が上がったのではなくスマスロ、スマパチ導入による玉単価、コイン単価が理由です。一部のお客の使うお金が増えて結果的に売上が上がっています。これは昔から続くパチンコ業界の悪習ともいうべき弁償です。4号機の爆裂AT機械の時代にも同じようなことが起き規制と客離れで業界がピンチになりました。ただこれはキコーナに限らず全てのパチンコ店で同じことが言えます。
業界№1のマルハンの業績と比べて

マルハン企業情報 https://www.maruhan.co.jp/corporate/ir_finance/
マルハンの業績は上記サイトにて確認することが可能です。

最新の報告を見る限り前年と比べて売上は約3%アップ、営業利益は前年対比9.1%ダウン、経常利益は約-23%と大幅ダウンしていますが十分な黒字は確保しています。
パチンコ店の営業形態を考えると売上が上がっていても粗利(営業利益)、純利益が減っていることを考えればお店の利益を減らしてもお客への還元を優先している可能があります。

逆にキコーナは売上が大幅に上がっている状態で粗利(営業利益)も+約18%以上にもかかわらず大幅な赤字というのは少し危険に見えてしまいます。
キコーナ姫路店の営業停止180日による不安視

キコーナ新着トピックス キコーナ姫路店についてhttps://www.undertree.co.jp/2019/12/post-143.html

2019年にキコーナ姫路店は釘問題(北斗無双の遊技釘を無承認で変更した疑い)で180日の営業停止処分が出ました。パチンコ店の営業停止処分というと「遠隔操作」と勘違いする人が多く誤解を生じさせたことも客離れ、経営の不安視につながった可能性もあります。
ただ公式ホープページでの掲載、5年以上経過した今も削除せずに残しているのは企業姿勢つとして共感はできます。
キコーナがヤバいというイメージをつけようとする敵対勢力の存在?

パチンコに根深い問題がありパチンコ全体を問題視する勢力が存在します。このブログもその勢力の一端ですが、明らかに一部のグループに対してのみ敵対視する勢力が存在します。それはブログではなく匿名の掲示板で対象の企業に対してアンチコメントを書き込み続けたりする人。倒産危機にあるような内容で作成されたYoutube動画です。
来店イベントや晒し屋を使用して集客をする手法があるのと同様にネットへの書き込みやYoutuberを使用してライバル企業の評判を貶めるという手法も存在するのではないかと疑ってしまいます。
キコーナはガイアの二の舞になるのか?

キコーナがガイアの後追いで倒産するのか?という不安に関してはしばらくは大丈夫だと考えます。ガイアもあれだけヤバいと言われ続け客がガラガラの店が多い中で長期間営業できていました。現状で売上は上がり続けているキコーナの場合は銀行からの融資も下りやすくしばらくは安泰だと思います。ただ売上が上がっても赤字では意味がないので不採算店舗は閉店させ売上・収益が安定している店舗に注力することが重要です。
ただその過程で数多くの店が閉店した為、キコーナも潰れるのではないかという噂に繋がったのだと思います。ただキコーナよりももっともっとヤバいパチンコ店グループもあると思いますが話題になるのは人気の証拠なのかもしれません。
【閉店関連の過去記事】

周年記念イベント翌日閉店したライオン八王子店。閉店を責めるつもりはないほど追い詰められたパチンコ業界の現状と裏事情




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