やりすぎているパチンコ業界への規制の始まりかも。警察庁生活安全局保安課からの行政談話は厳しい内容

目次

やりすぎているパチンコ業界への警察庁のメッセージ

先日、警察庁の生活安全局で大幅な人事異動があり今後のパチンコ業業界への大幅な規制強化の可能性について記事にしました。

パチンコ・スロットの規制強化で再びパチンコ店の閉店ラッシュが加速する可能性。その理由と可能性について

その直後ですが、余暇進季セミナーにて警察庁生活安全局保安課 課長補佐による行政談話が行なわれました。この談話は警察庁から現状のパチンコ業界に対する懸念や要望を明らかにするものでパチンコ業界関係者にとっては談話の内容を見て今後の指針にするぐらい重要なものです。

余暇進秋季セミナーにおける警察庁生活安全局保安課課長補佐 講話全文

遊技通信2025年11月13日

上記の行政談話を見ていたただければ分かりますが、

①ぱちんこへののめり込み・依存防止対策に関し、基本計画の施策について

②業界の健全化に向けた自主的な取組の推進について

③ぱちんこ営業における不正防止対策について

④遊技機の流通における業務の健全化について

といった順番と内容になっています。この行政談話というのは警察が重要視している順番で話をするという説がありますが、その説が本当だとすると現状の遊技機に関する依存症についての懸念、広告宣伝に関することが重要点になります。

どんどん過激化している遊技機スペックに関しては周知の事実ですが、やかり指摘のあったどんどん過激化している広告宣伝については

業界が取り組むガイドラインへの有効性への不信の表明、罰則の強化を求めているように感じます。また風俗営業からの不適格業者の排除とありますが、現状で重大な違反をしても看板を変えや経営者を変えることで営業している状態を今後許さないと書いて言うように感じます。また先日の平成以降最大の公職選挙法違反についての牽制に感じてしまうのは私だけなのでしょうか?

コンプライアンス意識と守られないガイドラインについて

某店の問題ポップ

これはある地域の某店で発見された看板になります。よく見ていただくと分かりますが

ポケモンがふんだんに使われた海物語推しのポップになっております。

あれ「スーパー沖縄6海物語withポケットモンスター」が発売されたのかなと思いますがこれは単純にポケモンのキャラを勝手に使っただけのポップです。

実はこの店舗のP-worldやDMMパチンコのサイトを見てみましたが、このポップは掲載されていませんでした。

このポップの作成者の意図は分かりませんが、単純にキャラの無断利用に対する罪の意識が欠如していた可能性、ネットには上げていないことから店舗で使うだけならバレないだろうという確信的な行動など様々な可能性が考えられます。ただ一つ言えることは店舗にいる店長などの役職者が注意しなかったという事実があります。

スタッフが勝手にやった!

店として容認していない!

といっても説得力はないでしょう。

ポケモンの著作権侵害行為に関する通報の窓口になります。

https://copyright.pokemon-support.com/hc/ja/requests/new

【参考のポスト投稿元です。】

https://x.com/baeruzebubu666/status/1987772360590790984?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1987772360590790984%7Ctwgr%5E44d81b4be069a3d4a9d759de9cc23ec586cd7f80%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fparlourfullslotl.com%2Farchives%2F159818

守られないガイドラインについて

課長補佐の行政談話になかにもありましたが、警察庁もガイドラインが守られていないケースについて把握をしています。ライバル店がガイドライン違反、もしくはギリギリの線を攻めた際に自分たちも負けないようにそれ以上のことをやるというのもパチンコ業界の特徴です。

そして業界団体が用意している罰則ですが、非常に緩くたとえ違反が認められて罰則を食らったとしてもノーダメージに近いので違反を繰り返すでしょう。ルール通り違反行為に罰則を受けてるから問題はないという見解のホールも増えるはずです。

画像引用元 パチ屋の裏研修

パチンコ業界大物Youtuberのパチ屋の裏研修でもパチンコ屋は守らないでしょと明言しています。

今後の規制について

現状の過激な広告宣伝の元凶はガイドラインにあります。パチンコ業界団体が警察庁にガイドラインを作る許可をもらい内容はどんどん過激化。罰則もパチンコ店のことを考えて罰則というには緩すぎるものばかり。

警察庁はパチンコ店だけでなく社会問題になったホスト問題などに取り組まなければいけません。パチンコ業界はガイドラインで取り締まり、他の社会問題に注力するという考えだったと思います。ただガイドラインが全く意味のないものだとすれば警察の面目は丸つぶれです。といっても今さらガイドラインを廃止させて警察庁で直接指導するというのも格好悪い状況です。

今から警察庁にできることはパチンコ業界団体に圧力をかけて違反時のペナルティの厳罰化ぐらいしかありません。ただそれでも守らないようなら警察庁による見せしめ摘発が行われるはずです。この状況にまでなれば自業自得としか言えません。ただそういった状況になるのが高いと思うのがパチンコ業界の現状です。

今回警察庁を怒らせた場合、出玉規制と6号機規制と同レベルの規制が来る可能性が高いです、そうなれば日本中からパチンコ店が消えるというのもそう遠い未来ではないのかもしれません。

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