最初に
パチンコ業界自体がある議員を猛烈に支援して、パチンコ店だけでなく遊技客にまで投票をお願いしているという異例の事態。
選挙が近いのでいろいろな候補者の名前をググっていました。
ある議員の名前をGoogleで検索すると…
あれ?ふつうは候補者の公式サイトがトップに来るはずなんだが…
尾立源幸さんという議員とは?
おだち氏が掲げる「5つの約束」
1.遊技産業の貢献を発信します
2.遊技産業の復興を推進します
3.努力が報われる産業政策に取り組みます
4.地域に根付いた大衆娯楽を守ります
5.働く人たちに夢と希望を広げます
とあるのでどうやらこれを公約に遊技業界からの支援を得ているようです。過去には遊技業とにかかわりを問われるとイメージへのリスクを考えて歯切れが悪かったりフェードアウトした方も多かったようですがこの方は遊技業への公約を掲げているようです。おかげで遊技産業としてもいろいろとアピールや支援を行っているようですがGoogleの検索結果に公式よりも上にきているのは少し問題な気がします。
一般の人がググった特に遊技業の支援、パチンコ族議員ということが広まれば一般の人の足が遠のくのではないかと考えると遊技業にかかわる人はSEO順位など考えていない… もしくはおだち氏の知名度や活動が低すぎるのか…
正直、パチンコ業界というのは非常にイメージはよくありません。実際にいままで積極的に族議員を作ってこなかった背景にもそれがあるのもしれません。しかし今回積極的に族議員を作ることに前向きに活動しています。
ここで表立って行動してきた背景には繁栄の為にではなく、滅ぼされないようにという背水の陣を感じるのは私だけでしょうか?ただここに来て経験の浅さが出たのか、おだち氏の足を引っ張るようなネット戦略を考えると涙が止まりません。
おだち氏のホームページを見ると猟友会などの支援団体についていろいろと書かれていますがR1.7.18時点で公式には何も記載されていません。これはおだち氏自身が遊技業との関わり、関係性は自信にとってマイナスになるととらえられている可能性もあります。そう考えると当選後の族議員としての活動への信頼性と、また遊技業界のおだち氏との温度差が今後の課題になるような気がしてしょうがありません。
実際に支援団体である各協会へのメッセージと公約を公式ホームページでは掲げていますがR1.7.18時点で遊技業に関しては何のメッセージも公約も掲げられていないのですから..
ただそんな中で遊技業の関係者がおだち氏の支援をネットにアップして遊技業からはおだち氏の公約などをアピールしているという点で、おだち氏との戦略との大きなギャップと温度差を感じずには得られません。
パチンコに対するアレルギーは年配の方に多く、若い人には比較的少ないので若い人が多く利用するTwitterでのみパチンコに関しては情報発信をして年配の人も目にしやすい公式には遊技業に関することを省いているような気がします。
本当であれば外部発信はせずに、業界内部だけで共有して支援して欲しいというのが本音ではないかと思ってしまいます。
また選挙後に警察からの広告宣伝に関してなど締め付けが厳しくなるんじゃないかと個人的には考えています。
そして遊技業界内にも業界に対してのアンチも多く存在しています。
●働いているが、業界が嫌いな人
●業界に嫌気がさして辞めた人
●退職予備軍
一般の人の表が逃げたこと、業界内アンチの候補者へのアンチ活動などいろいろ考えられますが、正直思うのは業界関係者がみんなで投票すれば表は集まる!と安易に考えた人たちはこの結果に関してどう思っているんだろうかということです。
今回私は遊技機メーカーに携わる方は多く投票したけどもホールにかかわる人たちが業界に不満があり投票をしなかった結果がこれなんじゃないかと考えています。
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