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警察はパチンコの釘調整を本気で摘発する気になったのかもしれない。全国初のくぎ学校の摘発

警察はパチンコの釘調整を本気で摘発する気になったのかもしれない。全国初のくぎ学校の摘発

最初に

宮城県警は違法にパチンコ台のくぎを曲げた疑いなどで、宮城県警は泉区のパチンコ店「アポロの泉」を経営する50代の社長の男など4人を風営法違反の疑いで書類送検する方針です
捜査関係者によりますと、4人は今年4月から5月の間、県公安委員会の承認なしに当たりを出にくくする目的で、パチンコ台85台のくぎを曲げた疑いが持たれています

ここまでであれば、たまにある釘調整による摘発なんですが、今回はいつもと
一味違います。それは今回釘調整を摘発された4名に釘調整を教えたくぎ学校の経営者と講師も風営法違反幇助の罪で宮崎県警に摘発されました。

はじめて摘発された釘学校

引用元 河北新報

いままで釘調整で摘発されるパチンコ店はいくつもありましたが、今回は釘学校が全国初で摘発されました。今回、摘発された理由として考えられるのは

●取り調べの過程でどこで釘を習ったのかを調べられた。

●釘学校卒業の証書を事務所に掲示していた。

●店に釘学校から営業のFAXが届いていた。

釘学校摘発の理由にはこういったものが考えられます。

しかし実際にはこのグランドライン以外にも釘学校は多数存在します。

TEC釘調整学院

他にも実践山田塾 という釘学校もあります。 しかしここはグランドライン摘発の数日からホームページを削除していまはアクセスできない状態になっています。

それ以外でもパチンコ 研修 というワードでGoogle検索を行うと数多くの釘学校やそれに関連する情報が出てくることが分かります。

パチンコ 釘 研修 で検索した結果です。

釘学校以外でも風営法違反の幇助に問われる可能性

今回は釘学校で釘技術を教えることが風営法違反幇助に罪に問われています。しかしパチンコ業界では日本遊技産業経営者同友会というところが2004年に青年部会主導で

釘調整に関して具体的な基準を設けて評価していく方向性

というものを提案しています。

情報元 グリーンベルト

※補足
日本遊技産業経営者同友会とは
平成6年設立。パチンコ業界の様々な企業が多数加盟している一般社団法人です。同友会は2020年10月「パチンコチェーンストア協会」と合併して「MIRAIぱちんこ産業連盟」となっています。

分かっていることはパチンコホールに多大な影響を影響を与える団体が釘調整の奨励や釘調整の講習を行うことで風営法違反幇助の罪に問われる可能性も十分にあると考えます。

全国で釘曲げが連続で摘発されている理由

引用元 讀賣新聞

釘学校摘発から数日後には京都府のパチンコ店が「くぎ曲げ」で摘発をされています。自家買いも絡んでいないのに釘曲げだけの摘発というのはあまり見ない気がします。しかしここ数ヶ月で何軒ものパチンコ店が「くぎ曲げ」による摘発を受けているということは警察は本気で パチンコ店の釘曲げを取り締まる気になったのかもしれません。

釘確認シートの導入まで行われましたが、実際にはほとんど運用されずにパチンコ店の釘曲げは当たり前の状態だったのでこれは素晴らしことだと思います。
今までも釘調整という名の釘曲げについての記事をたくさん書いてきましたが、あまりにも違法行為が行われすぎていました。

【読んで欲しい関連記事】
パチンコ店で真面目に働いているだけで逮捕されるかもしれない恐ろしい事実。明日にでも犯罪者として逮捕されるかも…

「釘問題」釘確認シートは何の改善にもなってない。せめて警察の新台検査の時ぐらいちゃんとしよう。

パチンコの新卒採用でも釘研修について明言されている。

以前はパチンコ釘研修、釘資格初級、釘資格中級という名前でホームページに記載をされている時期もありましたが、最近では釘曲げによる摘発が相次いでいるためにパチンコ企業では名称変更を行っているところが多いです。現在の釘調整技術の資格試験の名前は

CGM研修CGM資格、パチンコ計数管理と言われるものに変わっています。


※あるパチンコ運営会社のホームページの一部です。

ホームページにこのCGM資格CGM研修というものが掲載されていれば会社として釘調整を公言していることになります。実際にはくぎ曲げを行わないパチンコ店は存在しないと思いますが公言しているのは流石にマズいでしょう。

くぎ曲げについての今後

近年、ここまで連続して「くぎ曲げ」の摘発が行われているのは異例です。違法なパチンコをなくすという警察の大きな動きを感じます。特に現状ではパチンコ店の数が大きく減り、産業が消滅したとしても以前ほどの影響はなくなっています。

また今後も「くぎ曲げ」による敵はずが増えるであろう予測の根拠は先日摘発された釘学校より押収されたであろう2000人の卒業生の名簿の存在です。そこに記載をされているパチンコ法人に関してマークされたであろうことは想像できますし、さらに釘学校に調査が及ぶ可能性も高いと思われます。

本当にパチンコ業界の終焉が加速している状況です。2023年にはパチンコ店は5000店舗、もしくは4000店舗を切ってしまうかもしれません。

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