パチンコ店がアイドル店員をコンテンツ化する理由。しかしアイドル店員の退職は防げずトラブルに

パチンコ店がアイドル店員をコンテンツ化する理由。しかしアイドル店員の退職は防げずトラブルに

目次

最初に

近年、パチンコ店が自社スタッフをアイドル化して売り出すという手法が目立つようになりました。それは単純に集客の手段になるからです。
今、現状ではSNSでの広告宣伝には規制がほとんどありません。しかし出玉やイベント情報などは発信できないのでそれ以外の情報を発信する必要が出てきます。
それが自社、自店舗のスタッフ情報で情報発信を行い興味を持ってもらうということです。

 

アイドル店員の目的

これアイドル店員の目的は単純に人気店員目当てにでも来店して欲しいっていうことです。数年ぐらい前からのパチンコ業界の流れです。人気店員からさらに発展させてアイドル化してSNSsなどで色々発信したりしてど集客に繋げたいというのが目的です

 

一部のお店ではセクシー女優さんを呼んでサイン会までしたお店もありました。
男性心理を狙った集客方法になります。
未確認の情報ですが、入社したアルバイト社員の中からルックス重視で選抜を行い、実際には最低限の接客やアイドル活動以外はさせず、時給が高めのアイドル店員という職種もも存在しています。

簡単にいうと
有名人を呼んで集客すると経費もかかるし問題もあるので
自社ブランドのアイドルを育成して安く簡単に集客しようというものです。

 

アイドル店員の選定基準

これは私個人の見解です。人によって意見は色々違うと思います。

ルックス重視

当然ながらある程度のルックスを必要とします。やはり美人、美少女に話しかけられて嬉しくない男はいないので必須条件です。

コミュニケーション能力が高さ

やはりアイドル店員として展開していく以上、コミュニケーション能力も必須です。話しかけても無反応、話しかける積極性がないと成立しません。

社会人

学生だと長くても3年、早ければ1年程度で退職する可能性が高いです。せっかく自社のアイドルとして育成しても早すぎる退職は全ての投資を無駄にしてしまうので、長期の在籍期間を期待できる社会人が最適です。

承認欲求が高い

当然ですが、人気が出ることが嬉しい、Twitterのフォローワー数が増えるのが嬉しい。
などまわりに認められることがモチベーションにつながるような子であれば自分からさらに努力をします。

 

承認欲求の高いアイドル店員はインフルエンサーや演者を夢見る。

真実は分かりませんが、過去に人気のアイドル店員が某パチンコ店に所属したまま、副業として競合店への来店イベントを行ったという事件がありました。

結果的にそのアイドル店員は解雇され、アイドル店員の名前は商標登録され、所属のパチンコ店が2代目○んこを名乗る子を登場させました。その際に初代のTwitterアカウントを利用してフォローワー数も引き継いだのですが、引き継いだアカウントでのフォローワー数が2万人突破目前のツイートをしたことで大きな批判ににつながりました。実際に2代目が集めたフォローワー数は数百人だったようでそれが一部のファンの心を逆なでしたようです。

 

今回の件は元の店舗に所属したまま、無断で副業として来店演者の真似事をしたことが大問題で、企業側とのトラブルになりました。

しかし、企業側に退職の意思を伝えて名前の使用、Twitterアカウントを引き継ぐことができれば今頃、人気の来店演者になることができたかもしれません。所属していた企業もトラブルを起こすことでイメージダウンを恐れ円満な退職、今後の協力関係を築くことができた可能性も十分にあります。

 

実際に所属していたパチンコ店を退職して独立した例

画像引用元 Twitterより

大内レイさんは東海エリアを中心に店舗展開している「ラッキープラザ」の元社員でした。
元々は登録者数25万人を抱えるYou Tubeチャンネル「うらっきーぷらざ」を運営・配信していましたが2022年3月に退職して独立することが発表されました。
個人的に思うのは登録者25万人を超えるYoutubeチャンネルを育てたことで会社所属して不自由のままでいるよりも独立して自由とお金を得たかったのではないかと思います。

ただ円満に退職する為に会社側としっかりと話し合い、円満退職アピールの動画を出したりまた「うらっきーぷらざ」チャンネルは別の社員が引き継ぐという発表がありました。チャンネル持って行けば?という会社側の提案も動画の中でありましたが、それを断るところなども含めて会社側と話し合った演出ではないかと思います。結果的には独立することの告知と「うらっきーぷらざ」チャンネル本家に及ばないまでも7万人の登録がある「さぶうらっきーチャンネル」を持って出ることに成功しています。ちなみに個人でもっているチャンネルは380人しかいなかったのでサブチャンネルを持ち出せたことは大きかったと思います。

 

フォローワーやチャンネル登録者数が増えた時に有名ユーチューバーやインフルエンサーを目指すというのは宿命です。知名度を上げる為には承認欲求と向上意欲がある人を指名するのが効果的ですが、そういった人は軌道に乗った時点で独立を考えるというリスクもあります。

 

まとめ

お金と時間をかけて育成しようとしたアイドル店員やYoutubeチャンネルですが、独立や退職というリスクが常につきまといます。しかも独立の方法などより企業側とトラブルになり場合によっては本人も企業側にもイメージダウンになるということもあり得ます。というか実際に信じられない行動をしたアイドル店員による炎上事件も発生しました。

人気が出れば出るほど独立というリスクが増える傾向にあり、それを防ぐ為に契約で縛った場合にも暴露された時にイメージダウンというリスクがつきまとってしまいます。そのあたりはモラルが需要ですが、当たり前のモラルを持ったパチンコや店員はどれぐらいいるのでしょうか…..

 

大内レイさんのtwitterアカウント https://twitter.com/REI_babai777

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