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広告宣伝に関する規制は10年に一度見直される。今回、大幅に緩和?何を考えてるんだ警察は?

広告宣伝に関する規制は10年に一度見直される。今回、大幅に緩和?何を考えてるんだ警察は?

最初に

パチンコ広告宣伝に関しては厳しく決められていますが、実はほとんど守られていません。
そんなことはない!守ってると主張するパチンコ店も存在するかもしれませんが、普通に集客して営業しているお店で守っているところは皆無です。

https://www.npa.go.jp/laws/notification/seian/hoan/hoan20221223.pdf

を読んでいただければ分かりますが、

法第20条第10項において準用される法第9条第1項の規定違反の疑いのある行為をうかがわ
せる。具体的には以下の表示(表示中、同一フォント、同一色等により強調さ
れた文字、数字、記号、写真、イラスト等(以下「文字等」という。)のみを
抽出することにより該当することとなる場合を含む

文字の大きさを変えたり、一部の色を変えたりフォントを変えたりすることも許されていません。ということはほとんどの店で出ているポップ類や新聞広告など守られているものを見たことがないレベルです。それぐらい厳しい規制です。今回はそういったことについて書いていきたいと思います。

今回の緩和内容はパチンコ業界に激震が走った!

前回までのパチンコ店に関する広告宣伝に関する規制は一切射幸心をあおるな広告宣伝を禁止する!というレベルのものでしたが今回大きく緩和されています。

今回、風営法に抵触しないと新たに実施を許可された広告宣伝は6つ

①国民的行事、地域の行事及び創業記念に関する広告及び宣伝

②遊技機に関する広告及び宣伝
・機種に応じて遊技機のサイズ等に差異を設けて表示すること
・設置している遊技機の一部機種のみを表示すること
・7図柄が揃っている状態等の遊技機を表示すること

③遊技機性能に関する広告及び宣伝

④遊技結果に関する広告及び宣伝

⑤営業時間に関する広告及び宣伝

⑥駐車場における行事に関する

②に関してはパチンコの甘釘調整を匂わせるようなものは駄目でしょうが、自店で一番力を入れている機種、今日イチ押しの機種の告知が可能といえるでしょう。もしかするとイベントの復活、イベントカレンダーの再設置が始まるかもしれません。

ちなみに7図柄が揃っている状態などの遊技機の表示とはチラシやポップなどで7揃いの筐体の写真を使っていいですよというだけのもので、朝一7並びのイベントができるということではありません。

③遊技性能に関するということでいけば時速〇万発、確変継続率が90%などのように性能についてのアピールができるということです。

④これは大阪にいると分からないのですが、7月7日エヴァンゲリオン 60000発などと遊技の結果を店内に表示や告知が許されるということです。大阪は許されているようで過去の出玉結果を表示しているお店が数多くあります。

今回許可されたのは出玉を表示する為の札を差す行為だけですが、エスカレートしてくると
これからはアドリブ王子のように出玉と一緒に写真を撮って掲示するところさえ出てくる可能性があります。

特に今はコンプリート機能という分かりやすい打ち止め機能までついているので….

今回の規制緩和は普通の業種なら許されている範囲が少し許されるようになったという話なだけです。

規制緩和がまたしてもパチンコ業界を自滅させる?

今回の広告宣伝の緩和でいきり立つパチンコ店も数多くあるはずです。今まで許されなかったことが許されるということで様々な施策を考えているパチンコ店も多くあるはずです。
しかし私は断言しますが、この広告宣伝の緩和が問題を引き起こし、さらに厳しい広告宣伝規制につながるということが起きるはずです。

この業界のいつもの癖ですが、
逃げ道を探したり独自解釈による違法行為を乱発し何でもあり
のような状態を作り出すでしょう。

MIRAI、広告宣伝規制の自主的なガイドライン作成へ

https://johojima.com/pachinko_news/post-193603/

パチンコ業界団体がルールを逸脱しないように自主的なガイドラインを作るということですが下の過去の記事を読んでいただければ分かりますが

高射幸性遊技機の再導入と再導入されないスロットについて

高射幸性遊技機、みなし機であるミリオンゴッド‐神々の凱旋‐が打てる店と理由

一部の店舗、一部の地域では集客につながるのであれば業界の自主規制など無視です。

風営法では問題ないのになぜ自主規制が必要なんだ。

以前もそんなことを言って業界団体の定めたルールを破り、近隣の競合店も便乗するということが相次ぎました。パチンコ業界には自主規制を期待して緩めの法律の枠ではなく、最初から厳しめの法律で対応をしていかなければ何度でも同じことをするでしょう。

経営が安定していればいいですが、苦境に立たされた今は死に物狂いで明らかな違法行為を続けるのが目に見えています。

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