パチンコ店の横領事案。アルバイトでも数千万円の被害が発生した例も…

目次

店舗幹部や店長の横領

金庫の金の横領

これが世間一般に認知されやすい不正でしょう。手口としては一番単純なのは100万円の束なのに数枚少ない、100円玉や500円玉の棒金が入った箱から数本抜かれているといった少額の例です。いい加減なお店では札束を数え直さなかったり、硬貨の箱を開けて中身の確認をしなかったりするので発覚した場合でも犯人の特定は難しくなります。

もうひとつ発覚前提の頭の悪い横領ですが、店長が様々な名目で金庫からお金を持ち出します。当然ながら金庫のお金は合いませんが、理由と名目があればあるものとして数えて金庫を合わせるので本部への発覚までは時間がかかります。ただこれは絶対にバレるのでなぜこんな不正をやろうという気になるのか全く分かりません。

店長が部下の生殺与奪を握っている場合は、発覚まで1年近くかかり穴をあけた金額が100万以上だったという話も聞きました。こういった店長は仕事を抜け出して近隣店で毎日パチンコ三昧という特徴があったそうです。

 

アルバイト、パートの横領

信じられない話ですが、アルバイト社員の横領金額のほうが一桁多いという驚くべき結果が
多数出ています。

 

特殊景品の横領

一つ目ですが、20年近く前の話ということです。カウンターに良く入る18歳ぐらいの女性が定期的に日計表を書換えることで特殊景品の数を誤魔化して持ち帰り、他店の交換所にて定期的に交換していたという事案です。

 

これは間抜けな話なんですが、まずカウンター日計表は間違えた時に直しやすいように鉛筆で書かれていたということが一つ目のポイントです。

その女性は朝、出勤すると前日の残を書き替えて5000円の特殊景品の在庫を減らして、その差の景品をカバンにしまって持って帰るという手口のようです。当時は手書きの日計表の管理でPCなどで管理していなかった為、発覚まで1年ほどかかり最終的に800万ほどの横領が起きたということです。発覚時には本部社員数名で密室に軟禁して尋問、アルバイト社員が認めた後はすぐに親の元に連れていき説明を行い弁済を求めたそうです。子供の将来を盾に半ば脅迫のようなことを行い、数週間後には親は自宅を担保にいれて銀行からお金を借りて返済をしたということです。

 

2つ目は15年くらい前ということですが3000万円以上の横領が発覚したということです。驚くような金額ですが、手口としてはPOSを操作して不正に景品を払い出し日常的に5万円づつ横領を繰り返したということです。犯人は20歳前後でアルバイトとして入社したフリーターの女の子ですが、なにかのきっかけでPOS操作をすることで通常の締めレシートでは発覚しない景品の特殊処理を見つけたことがことの発端でした。

最初こそ少額で試していたようですが、全く発覚しなかったことでどんどん金額がエスカレートしたようで10年ほどやったところで発覚したということです。

 

発覚のきっかけですが台風の停電によりPOSの出庫数がおかしくなりメーカーに確認したところ発覚したそうです。本来は勝手に触れないように鍵を差す必要があったのですが、管理用のキーを差しっぱなしで運用していた為に犯行は容易だったということです。ちなみにPOSに残るデータは3年分しかなかった為に被害額は確定できなかったということですが、分かっているだけでも3000万以上。おそらくは7000万以上横領していた可能性が高いということで恐らくアルバイトの横領としては日本で2番目の記録ではないかと思います。

 

そりゃ毎月100万円以上、お金を横領し続けられるのなら
10年でも20年でも以上勤続しますよね(笑)

そのパチンコ店ではPOSに関する取扱説明書などはホールから引き揚げ、金庫保管にするルールができたということです。

※補足 パチンコ店アルバイトの横領日本記録は9億円という信じられない記録が存在します

パチンコ・アルバイト「9億円」横領!? 一撃「5900万円」でも気づかなかった点側の甘い管理体制に疑問 

引用元 パチMAX

1 2 3 4
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次