今年もパチンコ店で車内放置が発生。実はパチンコ店で乳児の車内放置が起き続ける理由があるのかも
最初に
毎年パチンコ店では子供や乳児の車内放置が発生しています。今年もすでにもう発生してしまいました。幸い乳児の命が無事だったのは、たまたま涼しい日だったのとスタッフの努力のたまものです。
そろそろパチンコ店での子供の車内放置が発生する季節になったこともありこの記事を書くことにしました。
乳児放置し「スロットやってた」 29歳母逮捕、店員が車内で発見 引用元 Yahooニュース
今回はなぜ子供の車内放置が発生するのかを記事にしていきます。
車内放置は親が悪いのか?
子供の車内放置は保護責任者遺棄という罪で保護者に責任があります。法律上はそうなんですが、そもそもなぜ車内放置をしてまでパチンコに行きたくなるのか?ということが一番の原因だと私は思います。
パチンコに行く理由としては
- 時間がある
- パチンコ以外に楽しみがない
- お金の使い道がない
ということが考えられますが、そもそも育児に忙しいはずですし、隙間時間なら家でパチンコ以外のことで時間を潰せるはずです。子供が生まれたばかりなら金銭的にもそんなに余裕があるとは思えませんがなぜ子供を放置してまでパチンコに行きたいのか?
パチンコ依存症とは
パチンコ依存症とは、ギャンブル依存症の一つです。パチンコにのめり込んで行くのをやめたくてもやめられず行ってしまう状態に陥っている状態のことを指します。
使ってはいけないお金に手を出したり正常な判断ができない状態です。
「自己管理ができずにパチンコに行ってしまう駄目人間」と思われる人がいるかもしれませんがギャンブル依存症になっている人は、脳の「背外側前頭前野」という部位の活動が低下すること等でリスクを正常に判断できなくなるという研究結果がでています。
悪く言えばパチンコによって脳に異常が起きている状態といえるかもしれません。実際にギャンブル依存症は、本人の意思によってやめることができない状態で、克服には認知行動療法や薬物療法等の治療が必要な「病気」と位置付けられています。
パチンコによって病気になっている状態です。
パチンコ依存症の症状とセルフチェックについて
パチンコ依存症の疑いがある人は?
生活費のことを考えずに意地になり手持ちのお金がなくなるまで打ち込んでしまい、お金がなくなると借金をしてしまうという使ってはいけないお金を使う人
仕事中や約束を無視してパチンコ屋に行ってしまい仕事に支障が出たり、友人を失ったり家族関係が悪化した人
それでもパチンコをやめられない人はパチンコ依存症の可能性が高いでしょう。
パチンコ・パチスロの依存(のめり込み)の自己チェック
http://www.anshingoraku.link/izon_nomerikomi-tokusetu.html
子供の車内放置の責任について
ここまで記事にしてきましたが。子供を車内に放置してパチンコに行く保護者はパチンコ依存症の可能性が高いといえるでしょう。そうなってくるとパチンコ依存症は病気という研究結果がでていますので本人の努力ではどうしようもないことになってきます。
病気になってしまった人にどこまでの責任が認められるのか?責任問題よりもどうやって子供の命を守っていくのかが重要です。
当然ながらパチンコ業界、パチンコ店は子供の車内放置は親の問題で店の責任はない!
それでも店で子供の死亡事故が起きた場合は店に対する風評被害や責任論も大きく、また業界として車内放置防止の徹底を告知しているので何も対策をしていないわけではありません。
しかし子供の車内放置を平気で行う保護者がいる現状を考えるとパチンコに関しては根本的に対策を強制することが必要だと考えます。
パチンコをして脳の病気になりやってはいけないことの判断がつかなくなるのであれば本当に恐ろしいことだと思います。
店舗で駐車場巡回をするスタッフや警備員も常識のない遊技客が子供の車内放置をしているという考えではなく、パチンコで病気になった遊技客の異常な行動という認識を持って責任をもって夏場の駐車場巡回をしていただきたいです。
ただそれも認知されてきたから遊技人口は減り続けているのかもしれません。