弱肉強食が続くパチンコ店の現在。好調なお店と倒産寸前なお店の落差が激しい2023年の遊技産業事情

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M&Aが盛んなパチンコ業界

パチンコ店業界では単純に閉店だけではなくお店を売るということが起きています。一番最近では下記の記事になりますが

1304台の大型パチンコ店『メガガイア東大宮』が「遊楽ガーデン」グループの傘下に、埼玉県で7番目に大きいホールが事業承継される

引用元 パチンコ情報島

これはメガガイア東大宮が遊楽ガーデングループに売却されたということになります。メガガイアがグループ89店舗の中でも5番目に大きい店舗ということで旗艦店でもあったはずですが、パチンコ事業のスリム化と経営の健全化の為に売却されたようです。ここ数年のガイアの集客状況をみれば経営も資金繰りは楽とは言えないでしょうから買ってくれる法人があればどんどん売却して現金に換えたいのだと思います。

「デルパラ」グループはわずか5年足らずで経営店舗数が倍増、岡山県のパチンコ店「バージン」6店舗を傘下に収める

引用元 パチンコ情報島

こちらは岡山老舗パチンコ店であるバージンデルパラグループに6店舗吸収合併されたというニュースになります。岡山県と言えばかなり昔にゲットゲットなどのスロット専門店を中心に経営していたゲンダイグループが約200億円の負債を抱えて倒産したことでパチンコ業界に激震を与えた地でもあります。

バージンはここ数年でバージン当新田店バージン米子店バージン総社店を閉店したことで経営するパチンコ店は7店舗まで減っていましたが、今回残る7店舗のうち6店舗が吸収合併され旧経営陣が運営するのはバージン表町店の1店舗だけとなります。1店舗だけの運営ということで超大型店を残したのかと思っていたのですが実は商店街の中にある225台設置のかなり小規模な店でした。

バージン表町店
https://www.p-world.co.jp/okayama/virgin-omote.htm

この店を残した理由は分かりませんが、スマスロが導入されていることからも今後も営業を継続する線が濃厚です。当然ながら諦めるつもりはないと思うのですが、バージンはここから店舗数を増やすことができるのでしょうか…

過去にバージングループはルーキー長船店とイルプレゴというお店をM&Aしてバージン長船店、バージン倉敷店にしましたが月日が流れ今度はバージン自身がM&Aされる側になったのは業界の荒波を感じるところです。

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