最近、パチンコ店でスロットなどの設定漏洩事案が頻発している理由

最近、パチンコ店でスロットなどの設定漏洩事案が頻発している理由

最初に

最近、あちこちでパチンコ店でのスロットの設定漏洩が明るみに出ています。発覚してもほとんどが内々に処分をされ表沙汰にはならないはずなんですが、最近ではyahooニュースに掲載されたりと都市伝説ではなく事実として周知されるようになってきました。なぜ最近、スロットの設定漏洩が起こるのか?その説明です。

設定漏洩は最近の話だけではない ?

実は設定漏洩は最近の話ではなく昔からある話です。特に利益が大きかったのは4号機時代とと思われますが、なぜその頃はニュースにならなかったのか?

それは凄く簡単な話ですが理由は3つあります。それについて説明していきます。

4号機は設定に関係なく爆連していた。

4号機時代は設定に関係なく万枚が出ていました。その為、少々大きな差玉が出たところで「また低設定の爆発か」と思われるのでそこまで不思議に思われません。

設定する人がいつも同じだから不正してもバレにくい

昔のパチンコ店は労働時間が劣悪でした。朝8時から出勤して夕方に一度店を抜けて夜に店に戻りお金の計算や設定をするというのも当たり前でした。その為、仮に設定6を入れていても1に戻せば問題もありませんし自分以外に設定を触らない勤務日であれば設定漏洩ではなく高設定を勝手に入れて打たせるが記録には設定1にしておくということが可能です。

SNSの普及により喧嘩をした時に露見しやすい

スロット設定漏洩が露見する状況というのはどういう状況なんでしょうか?

➀いつも同じ奴が高設定を打っていて店側から疑いをもたれる。

②金を払って高設定を打ったが負けて騙されたと思い本社に暴露する。

③周りの奴に自慢したり、喧嘩をした時にTwitterなどで拡散する。

こういったところから露見します。➀や②であれば調べて発覚したところで会社内で内々に処分することが可能です。しかし最近ではTwitterなどで情報が拡散される例がありその場合は内々に処理することができずに公式に発表する必要もあります。

これはネットに出回っている役職者と打ち子のLINEの履歴です。こういったものがネットに出回り大騒ぎになってしまえば企業として公式に発表する必要があります。昔は証拠はガラケーの中にだけあったりしましたが、最近ではLINEなどを使い匿名でやり取りを行っています。しかし取り分などで揉めた場合に腹いせで暴露する案件が増えています。以前であれば本社にバラスだけでしたが最近では個人がTwitterなどのSNSで拡散するケースがあり、この場合は多くの人が知ることになり企業としての対応を求められることが多くなっています。

本当に設定漏洩はあるのか?

ネットで軽く調べてもこれだけの証拠が出てきました。これは大手メディアや公式サイトのものなので嘘や出鱈目じゃない真実の情報です。

も設定漏洩があった店舗への非難をしたいわけではなく実際にあったということの紹介なので店名などの情報を消しています。決して固有のグループや店をつるし上げたいわけではありません。実際にスロットの設定漏洩が起きているという証明です。

なぜスロットの設定漏洩が起きるのか?

世の中でみても横領事件というのは頻繁に起きています。後で帳簿を調べれば発覚するのにやってしまう人がいます。しかし不正をしても何も在庫が減らなかったり帳簿のお金が減らなければどうでしょうか?

どうせバレないしやらないと損

みんなやってるでしょ

そんな考えでやっているヤツが多いと思います。目の前にお金がある情報があるのに使わないのは損。最初は親や兄弟に打たせていたのが友人になりそれが大きくなって軍団に情報を渡してお金にする。打ち子集団を自分で作る。そういったことがほとんどだと思います。

そして最近ではパチンコ業界が衰退の道を辿っているので経費削減のためにベテランの社員を解雇や追い出したり、代替わりの際に2代目や3代目のボンボンが自分が好きな若い奴を役職者にしたりということが最近の設定漏洩事件の原因のような気がします。

【参考記事】

パチンコ業界の闇がこれから明らかになってくる理由。それは理不尽な理由で退職した元社員が暴露するから

パチンコ業界の有能な次期社長、無能な次期社長の違い

あともう一つ思い当たることがあるんですが、それはもしもスロットの設定漏洩がバレて損害賠償などを請求されそうになれば内部情報の暴露という奥の手が使えるからじゃないかと思っています。内部情報の暴露… それは違法行為の暴露です。一番一般的なものとしては

「釘調整」という違法行為です。

パチンコ店の釘問題と釘調整そして等価交換と非等価の問題について

パチンコ店で釘を叩くのは当たり前の行為と思っている人も多いかもしれませんが、実は釘を叩いて調整するという行為は無承認変更で違法行為です。無承認変更は場合によってはグループ店全ての営業許可が取り消しになるほどの重大法律違反行為です。もしも遠隔操作というものがありそれを導入したとしても同じ罪になるぐらいのパチンコ店にとっては重大反行為です。普段はそこまで取り締まらない釘調整も釘を調整した本人、グループ内での情報の提供となると警察も見て見ぬふりはできずに捜査する必要があるでしょう。

もしもバレた時には

「違法行為を全部バラすぞ!」

という奥の手が使えます。少し前にLINEの履歴がネットに出回り大騒ぎになった設定漏洩の当事者ですがLINEを乗っ取られたなど苦しい言い訳をして認めていないそうです。しかし実際に最終的な処分や損害賠償がどうなったのかは知られていませんし知る方法はありません。もしも釘調整などの情報提供をチラつかされたら….

全てを闇に葬り有耶無耶になるかもしれません。

スロットの設定漏洩に関するまとめ

昔からあの店はサクラを使っているなどという噂は絶えないものですが、実際はサクラではなく役職者による設定漏洩だったのかもしれません。

これからもっともっとパチンコ店の経営が厳しくなり従業員の給料が減ったり将来が不安になってくる中でスロットの設定漏洩が減るのか?むしろ個人的にはもっと増えるんじゃないかと思っています。今、表沙汰になっているのは氷山の一角であなたの行っているパチンコ店でも当然のように起きている可能性もあります。その場合は設定漏洩をしている奴と打ち子に利益を奪われていて、そいつ等のせいで貴方が負けている可能性もあります。

あまり見ない客が朝イチで不人気台に一直線で向かったり、明らかな高設定台にいつも座っている奴が多いパチンコ店は怪しいと個人的には思っています。

余談ですがスロットの設定漏洩をして個人的に利益を得た場合は特別背任罪という罪になる可能性があります。

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