パチンコ業界の為にスロットの規制が撤廃?ギャンブル依存症対策とは何だったのか

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最初に

パチンコパチスロにハマリギャンブル依存症になっているということで数年前に大幅に規制をされました。パチンコに関しては継続率の規制や一回当たりの出玉の規制。スロットに関しては5.9号機から6号機ということで有利区間1500ゲーム、2400枚規制という厳しいものでした

しかしパチンコに関してはメーカー側の努力なのか、抜け道を探したのかは分かりませんが、一回当たりの最大こそ以前より規制をされていても、継続率と大当たり間の速度はパチンコ史上最大の出玉スピードといっても過言ではないくらいです。謳い文句は

時速5万発の出玉スピード

 

連荘中の大当たり画面ですが約20分で15000発出ているので60分あれば50000発出てもおかしくなく謳い文句通りになっています。大工の源さん超韋駄天はパチンコ店でも人気の看板機種になり他メーカーも同じようなスペックに追随しました。実際に保通協を通っていおるので他メーカーから同じような台が出ても全く不思議ではありません。

パチンコに関してはパチンコ史上最高のギャンブル時代が誕生したと個人的には思っています。

 

スロットの2400枚規制と有利区間撤廃?

スロットの規制が厳しくなった反面、パチンコの規制が緩くなったという部分があります。パチンコ業界ではスロットの規制が厳しくなるとパチンコの規制が緩くなり、パチンコの規制が厳しくなるとスロットの規制を緩くするということが昔から慣習として続いていました。

余暇産業とパチンコが上位に上がる時代は終わりスマートフォンの課金アプリやインターネットが余暇の上位に上がってくるようになりました。また遊技人口もどんどん減り続けて全盛期に全国で20000店以上あったパチンコ店が8000店舗を割り込むほど業界の冬というか終焉が近づいている状況です。

閉店が相次ぐパチンコ店。現在の店舗数は

以前は業界規模が大きすぎてパチンコ業界を潰してしまうと失業者など社会に影響が大きすぎるから潰せないという話がありました。しかし現状でこのままのペースで現状をすればソフトランディングでパチンコ業界というものがなくなるはずだったんですが….

どうやら大きな力が苦境のパチンコ業界を救う為に動いたようでスロットで色々な一つの規制が緩和されました。

 

有利区間が3000Gへの延長

有利区間1500G→3000G

有利区間が以前は1500Gが上限だったものが有利区間が3000Gまで延長されました。しかし2400枚規制は残ったままだから意味はないんじゃないか?という意見もありますが有利区間が3000Gになったことで以前は天井からの大当たりだと仮に大きなあたりを引いたとしても有利区間終了で上限の2400枚はとれませんでしたが、有利区間が倍になることで天井から2400枚は取りやすくなっています。

 

2400枚規制の解釈の変更

以前は大当たり一回の上限が2400枚でしたが、解釈の変更で

一回の有利区間での上限が2400枚

に変更になるようです。

 

これはネットで流出した日電協から組合員に対して送信されたFAXのようですが、これを見る限り一回の大当たりの上限が2400枚であったものが、有利区間でのマイナス分も出玉に含んでいいということになるので極端な話ですが下の図のように

 

 

もしも有利区間内で-7600枚負けていた場合には大当たりの上限2400枚を追加して

10000枚の出玉が可能になるということです。もっと簡単にいうと有利区間内であれば2400枚以上の負けがあったとしても取り返せる可能性が出てきます。

※実際には有利区間の上限が3000Gの為に7600枚マイナスになることは難しく10000枚は難しいのですが、それでも5000枚ぐらいは出るようになると思います。

 

負けた分が取り返せるかも知れない。ここでやめると自分の負け分を他人に持って行かれるかもしれないということで有利区間を打ち切る人が増えてきます。

これはギャンブル依存症対策とは真逆のもので射幸心を高くしてギャンブル依存症を作り出すという真逆の動きになります。

 

まとめ

スロットの規制が厳しくなったからパチンコの規制が緩くなり時速5万発という異常なスぺックが登場しました。
パチンコの歴史上最速の出玉スピードのギャンブル台が出るような状況で今度はスロットの規制も解除していくというのは異常なことだと思います。

 

射幸心を煽らないようにする。ギャンブル依存症対策とは何だったのか?

スロットの規制は2400枚規制が解除されたとしても出玉の上限の足を引っ張る有利区間というものがある限りは問題になりにくいと思っていました。しかし一般の人には有利区間というものが分かりにくい為に、批判を浴びない為にそちらの上限を伸ばす、もしくは規制を撤廃するんじゃないかとは思っていましたがやはりその通りになりました。

2400枚規制に関してはそれを解除するのではなく、その有利区間におけるマイナスの枚数も加えていいこととなりました。これは

6号機は負けてもその負け分を取り戻せないから魅力がない

という射幸心を抑える出玉規制の根本部分を無効にするものです。

 

 

パチンコ・スロットの業界へ便宜を図っているのは誰なのか?
規制からあまりに早い段階的な規制解除で驚くことばかりです。

 

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • パチ屋が潰れるからじゃないの?
    流石に無責任だよねー規制突然掛けてパチ屋潰しとか。かなりの雇用や地域の経済を支えたりもしてるんだから。それにみんな好きなんよ機械遊びが。誰がどこで金使おうと勝手やからほっとけば?酒の依存症とかの対策とかはろくにせんくせにギャンブル依存症ばっか槍玉で不公平だろ。
    個人的には酒の依存症の方が酷いと思うわ

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