資金に余裕のあるパチンコ運営会社の簡単な見分け方。資金がある企業は絶対にやっていること。それは新卒採用
最初に
2021年から2022年にかけて数千店舗の規模でパチンコ店が閉店をしました。中には資金が足りずに閉店をしたお店、今後のことを考えて先に不採算店舗を閉店した戦略的撤退。
閉店したからと言ってそのグループの業績が著しく悪く倒産の可能性があるとは言い切れません。しかしある程度は見極めることができるのでその方法です。
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新卒採用をやめた。
新卒採用にはかなりのお金がかかります。ここでいう新卒採用とは
リクナビ、マイナビに掲載をして積極的に新卒採用をしているか
ということになります。新卒採用には多額の費用が掛かります。特にリクナビに関してはオプションの活用と合同会社説明会への参加を積極的に行うと億単位の費用が掛かります。
マイナビのほうはリクナビよりもかなり低価格ですがそれでも数千万単位の費用が掛かってしまいます。
●店を減らして社員が余っている。
●新卒採用をする資金的余裕がない
●社員をできるだけアルバイトに切り替える
そういった事情で新卒採用を取りやめるところも多いと思いますが、新しい社員がある程度入ってこないと会社は活性化しませんし世代が偏ると今後の運営に支障をきたす可能性も出てくる危険性があります。
うちは働く人を重用する実力主義だから
アルバイトからの即戦力登用が基本
といった言い訳が出てくるかもしれません。ずっと新卒採用をしていなかったのならいいのですが昨今の社会事情以降で新卒採用をやめているなら少なからず資金の問題があると考えるのが自然です。特に新卒採用は人材の募集ということ以外に広告という側面も持っています。
労働者の就職事情
最近は飲食店、観光業界などが打撃を受けてリストラや雇止めなどの影響で転職をする人が増えています。転職をするつもりはなかったが倒産をしてしまえばやむを得ず職を変えざるを得ないでしょうしそんな状況で、同業他社に行こうという人も少ないと思われます。
そう考えるとある程度給料の良いパチンコ店には人がある程度集まるので働く人には困っていない。これがパチンコ店の現状です。
しかしパチンコ店は一部の業界に比べれば影響は少ないですが、それでも業界自体が斜陽産業なので感染症の問題が収まれば転職を考えている人が多い業界でもあり現状で一時的に転職を保留している人もかなりいるというのが実情です。
それは経営者も分かっていることですが、一時的な他業種からの場当たり的な採用をしても数年後にはみんな退職をして元の業界に戻っているのが予想されますし未来がありません。
最新の2022年卒新卒求人倍率を踏まえた市場トレンド
参考リンク 人事ZINE
上記の新卒採用の動向を見ると全体的に採用自体が現状傾向なのでパチンコ店にとってはチャンスです。内定を出してもかなりの学生に辞退されお目当ての人材が確保できないのがパチンコ業界でしたが正直、有能な人材を採用するなら今が千載一遇のチャンスです。
しかし未来に投資する資金がなければ計画的な新卒採用はできません。
まとめ
パチンコ業界は斜陽産業です、現時点では復活する見込みもほとんどありません。むしろ数年後にはパチンコ業界というものがなくなっていても私は驚きません。
これに関してパチンコ業界の人も反論できないのではないでしょうか?
しかしどうしてもパチンコ店で社員として働きたいという奇特な人がいれば止めはしませんが
せめてリクナビやマイナビで募集をかけている資金に余裕がある会社にするべきです。
ただし個人的には10年後には後悔することになると思うのでリクナビ、マイナビから他の企業を探すことを強くおススメします。
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