パチンコ店はスマスロで従業員大量解雇?そして雇用が少なくなれば業界を潰しやすくなる説

スマスロで従業員大量解雇?そして業界で働く人が少なくなれば業界を潰しやすくなる説

 

目次

スマスロの普及で従業員大量解雇の説明

スマスロの特徴として4号機並みの出玉が大きな特徴ですが、それ以外にもメダルレス遊技機という特徴があります。メダルレス遊技機ということで

貸玉サンドへのコイン補給不要

大当たり中のコイン切れによるコイン補給不要

コイン投入によるセレクターエラーが起きない

コインがないのでコイン箱を運んでジェットカウンターに流す作業も廃止

昔と違いパチンコはパーソナルシステムの導入により箱の交換や、ジェットカウンターへの箱運びなどの業務がなくなり最小限のスタッフで運営をしているお店がかなり多くなっているのが現状です。当然ながら玉箱を持つという重労働がなくなることで時給自体も業界全体として下がりました。

そういった現状で、スロットコーナーまで人手がいらなくなればどうなるのか?

当然ながら人件費削減の為にスタッフ数を減らすことは間違いありません。

 

パチンコ店の時給について

パチンコ店の売上が高かった4号機時代のアルバイトの時給は1500円~1800円というのも珍しくありませんでした。それでも人が足りずにパチンコ店専門の人材派遣会社が数多く存在していてそういったところからふおくする人員を補充しているところは珍しくありませんでした。当然ながら派遣会社を通して雇用すると派遣会社に払う時給が2000円を超えるところも珍しくなく自社でスタッフを調達する為に高めの時給が設定されていました。しかしそれでも派遣会社を通すよりも安いので時給はドンドン上がっていきました。

 

これはある県のパチンコホール時給ですが、ここでは1150円まで下がっていて下手をすればコンビニバイトのほうが時給が高いところまで来ています。

たまに1100円~1800円などという表記をしているパチンコホールもありますが1800円というのは昔から働いている人の実績として表記していたり、年末年始の特別手当がついた状態で最低限の勤務時間という最高の時給の状態を示しているものなので実際の金額は一番安い金額になります。

ここからは個人的な推察になるのですが、パチンコ店で働く人の多くはパチンコやスロットを打つ人達です。入社時にはパチンコやスロットを打たなくても周りの人と就き合ううちにパチンコやスロットにハマってしまいます。

従業員に支払われた人件費が再びパチンコ店へと戻ってきます。しかしそれも高給が払われているからそうなっていただけの話で生活が厳しくなればそういったこともなくなります。

従業員も遊技人口へ貢献していましたが、近年ではそうとも言えなくなったのはそのあたりが影響していると思われます。

 

人件費削減につながるスマスロ

いろいろ書いていきましたが、スマスロが増えることでスタッフが必要なくなり人件費削減の為に解雇であったり時給がさらに下がってくる可能性があります。

「パチンコ業界をなくそう」という話しが出る時にはパチンコ業界で働く人達の雇用はどうなるんだというのがいつも言われますが、働く人が減れば減るほど社会に与える影響は小さくなります。ただでさえパチンコ店がここ数年で1/3近くまで減っている状況なのにパチンコのパーソナル普及による人員削減、近年では景品カウンターまでセルフが登場しています。ここにきてスマスロによる人員削減となると1000台クラスのお店で以前は20名近くのスタッフが同時に働いていたのが5名程度で足りてしまいます。※管理職・清掃員・警備を除く

そうなってくるとどれだけの雇用がパチンコ業界から減っているのか想像もつきません。

2016年時点でパチンコ産業の雇用規模は22.9万人、比較としてはコンビニエンスストア業界で77.0万人、総合スーパーマーケットで43.7万人、自動車主要11社21.1万人なので雇用には大きく貢献していました。しか約6年前の数字なので今は大きく雇用規模を減らしています。
参考リンク パチンコ業界WEB資料室

雇用に貢献しているという大義名分がなくなればパチンコ業界を擁護する要素はさらに減ります。そうなればパチンコ店をなくしたい人達からすると

パチンコを日本からなくす絶好の機会になるでしょう。

 

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