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パチンコ業界は無責任な新卒採用は辞めるべき。騙されて業界に入った新卒の悲鳴と末路

パチンコ業界は無責任な新卒採用は辞めるべき。騙されて業界に入った新卒の悲鳴と末路

最初に

どんどんと市場が縮小し続けているパチンコ業界ですが、就職希望の学生に昔の古き良き時代のことを説明して新卒をパチンコ業界に入れようとするパチンコ経営企業がいくつも存在します。実際に2022年時点で返済の見込みがたたないようなパチンコ店が新卒採用を行い2023年にはパチンコ事業を廃止、もしくは倒産という案件がいくつかありました。
今回はそれについて記事にしていきます。

パチンコ店の新卒採用

衰退して終わりの見えるパチンコ業界に2023年も多数の新入社員という名の勇者が入社

という記事を少し前に書きましたが、衰退の激しいパチンコ業界にはいる新卒が一定数存在します。当然ながら自分で希望して入社する分には自己責任ですが、中には甘い言葉に騙されて入社してしまったという人たちが存在します。数年後に自分で退職の道を選ぶのならいいのですが、入社の翌年にはパチンコ店が倒産してしまい無職になるという事案も発生しています。当然それも含めて自己責任だと思いますが、これから社会に出ようという若者を騙して入社させるような企業は個人的には許せません。

新卒にアピールする明るい未来

会社説明会ではパチンコ業界というのは基本的に不人気です。20人。30人集まるような企業ブースが多い中で0名、もしくは数名というのも珍しくない光景です。企業によっては美人スタッフを店から連れてきてキャバクラのような話術で席に座らせるところも珍しくありません。

さて企業ブースに来てくれた学生に衰退し続けるパチンコ業に関して何を騙って夢を与えようとするのか?

頑張れば数年で店長になって高年収

パチンコ業界20兆円産業。まだまだ大きな市場規模

パチンコ以外にも飲食店などの多角経営

おおよそはこんな感じではないでしょうか。間違ってもパチンコ店が数年でどれだけ減ったのか、30代を過ぎてからのキャリアプラン、特に働いているだけで逮捕の可能性のある釘問題の違法性などは絶対に語りません。

まぁここまでであれば何も問題はないと思いますが、数年後には倒産する可能性が高いような企業が実態を隠して明るい未来を語るのはどうかと思います。

特に数年で店長になれるなんて語る人もいますが、10店舗であれば店長は10人です。
そして当たり前ですが現店長が昇進、降格、退職をしない限りは店長のポジションが空くことはありません。上に行けば行くほど席の数が減ることを考えれば、店長になったとしても比較的早い年齢で退職か降格という末路しか個人的には思いつきません。

退職率が高い企業でない限り上のポジションが空くことはありません。
もしかすると若い人を入社させる為に30歳や40歳を超えた時点で強制的に退職させるような仕組みができている会社さえあるかも…. 実際に35歳を超えた時点で警備員に異動や転籍させるという悪質企業がありました。
当然ながらそんな企業には優秀な人材(人財)は残らないので潰れてしまいました(笑)

新卒採用はお金がかかる。しかし例外も

新卒採用には多額の資金がかかる為に経営状況が良くない企業、倒産寸前の企業というのは基本的にはできません。しかしお金がかかるのはリクナビやマイナビといった大手新卒募集採用サイトに掲載する場合だけで県や市が開催する合同会社説明会は無料です。また各大学が開催する合同会社説明会も参加費無料です。そういったところにだけ参加して新卒採用をすれば、アルバイト募集広告を出すよりも安価で人材の募集が可能になります。

新卒採用をしているぐらいだからこの企業の経営は安心だろうと思っていると足をすくわれるのでもしも就職を検討するのであれば、せめてその企業がどういった媒体に広告を出しているのかぐらいは最低限調べておきましょう。

大手求人サイトに掲載していないのに新卒募集をしている場合は注意は必要です。

パチンコ業界に入った新入社員について

入社した企業にもよると思いますが、入社して数年は大事にされ楽しく過ごせるかもしれません。しかし30代半ばになってくると退職を促されたり、警備員や清掃スタッフへの異動を命じられる可能性がある企業も存在します。

就職活動をしていると年収、年間休日数、労働時間になかなか満足のいく企業は見つからないかもしれません。あったとしても当然ながら競争は激しいはずです。
なかにはお祈りメールばかりで内定がひとつもない学生も多数いるでしょう。
競争も低く入社しやすいのに条件的には好待遇という夢のような求人がパチンコ店には存在します。しかし当然ながら良いことばかりではありません。

将来に希望が持てない未来の人生設計が不安逮捕される可能性がある
そういった理由からパチンコ業界不人気なのです。
当然ながら経営状況も良く、未来に希望が持てるパチンコ店も存在します。しかしそういったパチンコ店はごくごく一部の話でそうでないパチンコ店の方が大多数です。

もしもあなたがこれからパチンコ業界に入ろうという学生ならもう一度しっかりと調べてからパチンコ業界に入ることをおススメします。

【関連外部リンク】
配管工を目指す前の前職であるパチンコ店管理職時代を振り返る。

【追加記事】

今、ビッグモーターで街路樹に除草剤を撒いた、経営計画書によるパワハラまがいの人事異動や降格が話題になっていますが、実はパチンコ店にもそのような企業が存在します。
毎月一度環境整備点検で全店をまわり点数をつけて駄目出しや罵倒を行い、点数が悪ければ降格も簡単にありえる。床の清掃が不十分だったりゴミ一つ落ちていただけで減点され店の評価につながるので深夜1時や2時、もしくは朝まで清掃(残業代は出ない)といった気が狂ったような企業が存在します。

ぱちんこ」「環境整備点検」というワードでGoogleで検索するだけでどこのパチンコ経営企業が環境整備点検を導入しているかが分かります。しかし環境整備点検を行っている会社だからビッグモーターと同じく酷いというわけではないので注意が必要です。

「ぱちんこ」「環境整備点検」の検索結果

ただ一つ興味深いのですが「エムズ・ユー」という岡山バージンという屋号でパチンコ店を経営してた企業がありました。過去形なのは今年の7月時点でデルパラに1店舗以外のパチンコ店全てを買い取られ解散しています。

【関連リンク】
「デルパラ」グループはわずか5年足らずで経営店舗数が倍増、岡山県のパチンコ店「バージン」6店舗を傘下に収める

某コンサル会社の会員企業は倒産しないという話だったのですが例外はあったんでしょうか?

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