新卒採用はお金がかかる。しかし例外も
新卒採用には多額の資金がかかる為に経営状況が良くない企業、倒産寸前の企業というのは基本的にはできません。しかしお金がかかるのはリクナビやマイナビといった大手新卒募集採用サイトに掲載する場合だけで県や市が開催する合同会社説明会は無料です。また各大学が開催する合同会社説明会も参加費無料です。そういったところにだけ参加して新卒採用をすれば、アルバイト募集広告を出すよりも安価で人材の募集が可能になります。
新卒採用をしているぐらいだからこの企業の経営は安心だろうと思っていると足をすくわれるのでもしも就職を検討するのであれば、せめてその企業がどういった媒体に広告を出しているのかぐらいは最低限調べておきましょう。
大手求人サイトに掲載していないのに新卒募集をしている場合は注意は必要です。
パチンコ業界に入った新入社員について
入社した企業にもよると思いますが、入社して数年は大事にされ楽しく過ごせるかもしれません。しかし30代半ばになってくると退職を促されたり、警備員や清掃スタッフへの異動を命じられる可能性がある企業も存在します。
就職活動をしていると年収、年間休日数、労働時間になかなか満足のいく企業は見つからないかもしれません。あったとしても当然ながら競争は激しいはずです。
なかにはお祈りメールばかりで内定がひとつもない学生も多数いるでしょう。
競争も低く入社しやすいのに条件的には好待遇という夢のような求人がパチンコ店には存在します。しかし当然ながら良いことばかりではありません。
将来に希望が持てない、未来の人生設計が不安、逮捕される可能性がある。
そういった理由からパチンコ業界は不人気なのです。
当然ながら経営状況も良く、未来に希望が持てるパチンコ店も存在します。しかしそういったパチンコ店はごくごく一部の話でそうでないパチンコ店の方が大多数です。
もしもあなたがこれからパチンコ業界に入ろうという学生ならもう一度しっかりと調べてからパチンコ業界に入ることをおススメします。
【関連外部リンク】
配管工を目指す前の前職であるパチンコ店管理職時代を振り返る。
【追加記事】
今、ビッグモーターで街路樹に除草剤を撒いた、経営計画書によるパワハラまがいの人事異動や降格が話題になっていますが、実はパチンコ店にもそのような企業が存在します。
毎月一度環境整備点検で全店をまわり点数をつけて駄目出しや罵倒を行い、点数が悪ければ降格も簡単にありえる。床の清掃が不十分だったりゴミ一つ落ちていただけで減点され店の評価につながるので深夜1時や2時、もしくは朝まで清掃(残業代は出ない)といった気が狂ったような企業が存在します。
「ぱちんこ」「環境整備点検」というワードでGoogleで検索するだけでどこのパチンコ経営企業が環境整備点検を導入しているかが分かります。しかし環境整備点検を行っている会社だからビッグモーターと同じく酷いというわけではないので注意が必要です。
ただ一つ興味深いのですが「エムズ・ユー」という岡山でバージンという屋号でパチンコ店を経営してた企業がありました。過去形なのは今年の7月時点でデルパラに1店舗以外のパチンコ店全てを買い取られ解散しています。
【関連リンク】
「デルパラ」グループはわずか5年足らずで経営店舗数が倍増、岡山県のパチンコ店「バージン」6店舗を傘下に収める
某コンサル会社の会員企業は倒産しないという話だったのですが例外はあったんでしょうか?
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