パチンコは何故メディアに叩かれないのか?
実はこの記事を最初に書いたのは2016年でした。このころはパチンコ店やメーカーなどのCMが頻繁にCMを流していたこともありTV業界はパチンコ業界に忖度しているところがありました。しかしパチンコ業界がどんどん衰退していく中でTVへの宣伝広告費が少なくなってきたこと、パチンコ業界を叩いたほうが視聴率がとれたり世間の共感を集めることができたので、2020年頃のコロナ禍ではパチンコ店の営業自粛や休業をめぐって様々なところからのバッシングが相次ぎました。お金をバラまく業界だったからこそ忖度をされてきましたが業界に力がなくなるとここまで叩かれるのかと驚きました。この記事は状況が変わる前のパチンコ業界が力を持っていたころの話になります。
お金を持っていた貸金業界とパチンコ業界
多くの業種の中でグレーゾーン度が高いパチンコと消費者金融
正直、なにか大きな事件があったとしても大きく報じられ責められることはほとんどありません。例えば少し前にあったパチンコ店のパチンコ台を検査した結果、釘が保通協で検査を通していたものと全く違い
1台たりとも検査に適合したパチンコ台はなかったという遊技釘問題!
正直これは大問題だと思います。
しかしこの大事件もメディアがこれを徹底的に追求したり、TVでそこまで取り上げられることはありませんでした。その理由としてはパチンコ関連企業が多くのメディアにCMや広告に多額のお金をだしているスポンサー様だったからだと思います。パチンコ店のCMは規制などが多い地域もありますがパチンコ機器メーカーに関してはゆるいのが現状です。お金をだして番組を作らせてくれるスポンサー様に喧嘩を売るようなことは出来るでしょうか?
メディアとしての責任を問われない為、小さく報道してお茶を濁しスポンサー様の機嫌を損ねないようにするそういった図式があるのではないかと思います。事実、パチンコ機種のCMが禁止されるまで、恐ろしいほどのパチンコのCMがTVに流れていたのですからみなさんもTVを見るときに見慣れない社名があればググってみてください。
もしかするとパチンコ店関連の企業かもしれませんよ。
またこの話には続きがあってパチンコを打っているお客自身が「パチンコ台の釘を叩いて調整するのは当たり前」という認識も世間的に騒ぎにならなかった一因だと私は思っています。パチンコ店で景品から現金に換金できるのは当たり前、パチンコの釘調整は当たり前。こういったパチンコ店の違法行為が常識としてまかり通っている時点でパチンコ業界はグレーどころか真っ黒と言っていい状態だと思います。
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ぱちんこの釘問題ってなんだったのか?
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