遊技人口が減ってパチンコ店が困ってる?パチンコ店で働く人たちも行かなくなってるのに何言ってるの?
最初に
遊技人口とはパチンコ・スロット参加人口のことを指しており、10年以上減り続けているのがパチンコ業界の悩みになっています。当然ながらお客様になるべき遊技人口が減り続けているということは潜在顧客がどんどんいなくなっているという根本的な大問題です。
遊技人口一覧
参照元 グリーンベルト様
この表を見ると微増している年もありますが、誤差範囲といえるぐらいの数字で2011年から極端に減ってきたことが分かります。今回は遊技人口の減少について書いていきます。
遊技人口が減り続けている理由
私は遊技人口が減り続けている原因を以下のように考えています。
●昔と違いパチンコ以外にも余暇産業が発達した。
●使うお金のわりに楽しむことができない。
●お金がない
昔はスマートフォンもインターネットもなく娯楽といえばボーリング、ゴルフ、ゲームセンターという時代がありました。しかし今では若者は一人でカラオケに行くこともありますし漫画喫茶などもあります。おそらく若者にとって一番の娯楽はスマートフォンやゲームではないでしょうか?特にゲーム自体は無料のものも多いのですが、ガチャ課金をしてしまうような人は余暇に使うお金をガチャに使ってしまいます。
特にゲーム市場は2020年時点で2兆円を超えており10年前に比べて2倍以上です。そしてそのうちの7割をスマホゲーム及びガチャ課金が占めています。
これば存在しなかった市場が生まれたわけでその売上は少なからずパチンコ産業から奪い取った結果です。そしてバブル後に壊滅しかけたゴルフ産業ですが、感染症の影響で野外でのレジャーに返り咲いており今はどこのゴルフ場も盛況です。
老舗のパチンコメーカー平和がお荷物だったゴルフ場にここ数年、売上や利益で助けられているのは有名な話です。
さて話が脱線しましたが、下記の表を見てください。
画像参照元 アミューズメントジャパン様
この表を見ると18歳~30歳代の遊技人口の減少が顕著です。これはパチンコ業界にとって致命傷になる可能性がある調査です。この年代の人達はこれからお金を稼ぐ世代ですし20代の独身貴族は他の世代よりも自由になるお金が多いので太客といっても差し支えない世代です。
そういった世代がパチンコやスロットをしないというのはパチンコ業界の未来がないということを示しています。
参考サイト 遊技参加人口809万人 リンク先 アミューズメントジャパン
そしてこの年代の遊技人口の減少はパチンコ店で働く人達も例外ではありません。以前はホールで働くスタッフや管理職のほぼ全員が大なり小なりパチンコやスロットをしていましたが、最近では管理職以外の社員やアルバイトがパチンコもスロットもしないという人がかなり増えています。
スロット4号機時代であれば目押しサービスがあった為にスタッフが練習の為にホールに行くということもありましたが目押しサービスが禁止の今、パチンコ店に行く理由もありません。
若いスタッフにパチンコに行かない理由を聞くと
「お金がない」「負けるのが嫌」「勝てる気がしない」
といった理由があがるそうです。一番身近でパチンコやスロット、遊技客を見ているスタッフがそう感じてパチンコに行かないぐらいなので今のパチンコ店がいかに阿保らしいかを教えてくれている良い例でしょう。
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まとめ
パチンコ店で働く人たちがパチンコに行かない時代です。そう考えればパチンコもスロットも興味がない人たちがパチンコをはじめようなんて気が起きるはずがありません。
少なくとも従業員の遊技人口を改善できない限りは今後も遊技人口は減り続けるでしょう。
遊技人口が減って困ったというのならばパチンコ業界で働く人たちの遊技人口から改善していくべきではないでしょうか?
働く人たちから見向きもされないパチンコ業というのは本当に深刻な状態だと思います。
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