2023年10月時点でスマート遊技機の異常値や不正は0件?納得できるはずがない発表。

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画像引用元 グリーンベルト

東京都遊技業協同組合は2023年11月22日に理事会を開き、スマート遊技機の情報を管理している遊技機情報センターの情報管理状況について以下のように報告しました。日電協の遊技機情報センターで管理しているスマートパチスロの台数は20万6,248台、異常値の件数は0件、不正はなかった。

日工組の遊技機情報センターで管理している遊技機の台数は、スマートパチンコが9機種5万5,663台、スマートパチスロが7機種8万8,372台、異常値の件数は0件だった。
異常値や不正はなかった

スマート遊技機の異常値や不正はゼロ件、10月末時点 引用元 グリーンベルト
https://web-greenbelt.jp/post-78497/

 

ちょっと待て!

スロットの不正に関しては0件だったという報告は納得した。しかしスマートパチンコのほうはおかしいだろ!
パチンコ店に行っても新台の時は1000円19回転まわるような台が1か月くらい経過すると1000円12回円ぐらいの台に変わっているのは珍しくないぞ。

明らかに釘を調整して新台導入時よりもまわらなくしてないか?

そんな状態なのにスマートパチンコのデータを情報センターで確認しましたが異常値はありませんでした?そんな馬鹿なことがあるはずがない。今回はこれについて記事にしていきます。

 

スマート遊技機とは?

データを遊技機情報センターに送信して一元管理することでゴトや不正行為を監視することができるというものでした。おそらくはそういった部分を受け入れる代わりに大当たり確率などの緩和条件だったと思われるのですがパチンコ店が不正行為をしても見逃されるというのなら大問題ですし情報センターを運営する法人がその義務を果たしていないということになるのではないでしょうか。

スマパチの不正が0件だった理由の推測

今回、明らかに釘を調整して回らないようにしているパチンコ店が多い中で不正が0件となった理由を考えてみました。

①釘を叩いて1000円10回転ぐらいにしても正常な範囲になるぐらい正常の範囲が広い

②アウト、セーフ、売上は送信していてもスタート、ベースなどの台情報は送信されていない

③データ送信はされていても実は管理も監視もされていなかった

これらの理由が考えられます。この理由を考える前に下記の資料を見てみてください。

スマート遊技機の説明資料
資料1 スマート遊技機ホール団体執行部説明会(修正版).pdf

この資料は下記団体主催の説明会で使用されたものです。
日本遊技機工業組合
日本電動式遊技機工業協同組合
一般社団法人 プリペイドシステム協会
一般社団法人 電子認証システム協議会

 

この資料を見るとスマートパチンコは出玉情報を送ることになっています。

 

またその出玉情報には通常ベースが含まれると記載があります。

さてここで通常ベースが含まれるということは釘を叩いて他入賞口へ入りにくくしたり、命釘を叩いてスタートを回らなくしたりした場合でも検定を通過した出荷状態の遊技機の数値を下回ることになります。つまり釘調整をすると分かります

そうすると今回不正が0件とされた理由は釘を叩いて調整しても正常範囲としてみなされるぐらい数値設定が甘いか、もともと釘調整は違法という認識はなく管理していないかのどちらかになると思います。

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