最初に
2021年11月に導入が始まったPバキ319verですが、約2年経過してからどつきゴトが出来ることが発覚しました。今までは導入から半年ぐらいで発覚するのが普通でしたが、導入から2年経過した今、発覚というのは本当に稀なことです。
Pバキ319verどつきゴトの概要
このどつきゴトはどつくことで直接大当たりをさせるわけではなく、小当たり時に特定のタイミングでどつくことでバトルチャレンジ(突破率50%)を役物チャレンジ(突破率80%)に変換するというものです。
直接大当たりをさせるわけではありませんが、時速6万発ともいわれるバトルMODEに50%ではなく80%で突破できるということは激甘のパチンコ台へと変貌します。
さてタイトルのサポートをつけてというところですが、かなり本気でどつく必要があるので台を破損させないように、また自分がケガをしないようにということだと思われます。また通常であればどつくとエラー音が出るのがメーカー側の通常のゴト対策ですが、今回は小当たり中にどつくということもありエラー音は出ません。今回のどつきゴトが発売から2年以上経過してから発覚した1つ目の大きな理由だと思われます。
2つ目の理由ですが、この手の台は突入率が片寄ることはよくあること、またデータ異常が出ないことが大きな理由だと思われます。もっともあちこちでどつくような光景があるならもっと早期に発覚していたでしょうし、ゴト師グループがもっと派手に抜いていても発覚はもう少し早かったと思われます。
※詳細な手順については模倣犯が出る可能性があるので掲載していません。
Pバキ319ver導入店舗数 引用元 P-world
2年以上経過した2024年2月5日時点で1519店舗で導入されているということはかなりの名機です。そしてゴト師が全国的にどつきゴトをしていたなら利益が確保できないのでここまで生き残っていないはずです。それを考えると予想以上に実践していたゴト師グループが少なかったのか?バレないように少しづつ抜くような体制が出来ていたのか?もしくはその両方だと思われます。
ただゴトが発覚した以上、来月には半分以下もしくは1/10以下に導入店は減るでしょう。店舗によっては稼働停止にしていてもおかしくありません。
Pバキ319verどつきゴトのまとめ
発売から2年経過して発覚したPバキ319verのどつきゴトですが、2年経過して発覚したことに驚きを隠せない業界人の人も数多くいます。私の中ではサミーのレバー事件(コピー打法)と同じレベルでの驚きです。
最近ではゴト師自体がかなり減っていることもあり、ゴト被害は減っているものと思われています。しかし真実はゴト師集団が減ったことで情報統制がやりやすくなり、様々なゴトの発覚が遅れている可能性があります。ただそこで不正に抜かれた出玉のツケは最終的にはパチンコ店ではなく客が負担することになります。これがさらなるパチンコ業界の衰退につながる可能性も0ではないと思います。
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