最初に
違法賭博に関与した疑いがある水原一平氏(左)と、ドジャーズの大谷翔平選手(右)(写真:AP/アフロ)
世界的で活躍中の日本人として大谷翔平さんは有名です。その通訳である水原一平さんが違法賭博であるネットカジノで多額の負債を抱えており、大谷翔平さんの口座から勝手に数億円を送金した問題。この事件内容の真偽に関してをこのブログで議論するつもりはないですが、ここで問題になるのはギャンブル依存症です。今回はこの問題が日本のぱちんこ産業に飛び火する可能性があります。
今回の事件の問題点
大谷翔平さんの通訳である水原一平さんが違法賭博で約6億円の負債を抱え、大谷翔平さんの口座から勝手に送信したということですが、この問題にはいくつかの大きな問題があります。
違法賭博
これは日常的な生活の範囲での賭け事ではなく、通常の判断ができないほどギャンブルにのめりこんでいるということが考えられます。
6億円の負債
これは自身の収入を大きく超える返済不可能な金額です。この負債金額になるほどギャンブルに没頭するのは異常な状態です。
他人の口座から送金
これは、明らかに使ってはいけないお金を使っている状態。正常な判断が出来ていないといえるでしょう。
これらの3点を考えると間違いなく水原一平さんはギャンブル依存症と言えると思われます。
ギャンブル依存症とは
ギャンブル依存症とは、ギャンブルにのめり込んでコントロールができなくなる精神疾患の一つになります。ギャンブルしたさに仕事をサボったり、友達との約束をすっぽかしたり遅刻したりとギャンブルを最優先にします。その結果、日常生活や社会生活に支障が生じる状態のことです。。
例えば、ギャンブル等を原因とする多重債務や貧困といった経済的問題、家庭内の不和などの家庭問題、虐待、自殺、犯罪などの社会的問題を生じることもあります。ギャンブル等依存症は放置しておくと症状が悪化するばかりか、借金の金額もどんどん高額になり深刻な状態になっていくことが懸念されます。また、本人自身が「自分は病気ではない」などとして現状を正しく理解できていないこともあります。
実は日本のパチンコ業界もぱちんこがギャンブル依存症の一因となるということで、この問題への取り組みを求められました。その一つが店内への下記機関の案内の設置になります。
ぱちんこ依存問題相談機関 リカバリーサポート・ネットワーク
全日遊連の支援により第三者機関リカバリーサポート・ネットワークを設立し、電話での無料相談業務を開始しています。
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