パチンコ店の女性管理職登用について
パチンコ店は様々な業界の中でも店内については女性比率が高い業界の一つになります。
パチンコ業界も他の業界も同じく女性管理職登用のブームに乗ろうとしています。
社長がパチンコ業界誌に掲載され女性管理職登用の取り組みの取材をされればもっともっと登用しようとしますし、その取り組みをアピールします。しかしそこに大きな問題があります。
パチンコ店での女性管理職の問題
パチンコ店に配属されている管理職は遊技機トラブル、クレーム、営業方針、風俗営業関連書類など様々な業務を行う必要があります。
当然ながらゴト師や反グレが店内での問題やトラブルを起こした際にはその対応も必要です。しかしそれをやりたい、やれる女性がどれだけいるのでしょうか?
答えは「ほとんどいない」が正解です。
それでも無理やり女性を管理職に登用する為にホールスタッフと事務所幹部の間に配置したパチンコ店がありました。その人たちはアルバイトでありながら社員より上の役職という立ち位置にあったようです。
役職名がないとイメージができないのでガンダムSEEDのザフト軍エリートに例えて
「赤服」と名づけますが彼女達は社員に全部仕事を押し付けたり、怖そうな人からのクレームからは逃げていたようです。また若い店長と交際したり不倫関係になったりして他の従業員にマウントをとるなど酷かったようです。
実際、社員からはその女性たちに対する不満は日に日に増えていたようで多くの若手社員が退職をすることになったということで本末転倒です。
実際に彼女達、赤服の中には優秀な人もいたようですが、根本が間違っており優秀な女性社員を登用ではなく女性管理職の数を増やすということが目的になっていたのでこうなったのは当然と言えば当然でしょう。
※赤服8名中2名だけがまともだったと社員の方が証言しています。
問題は経営者肝いりの方針だった為、店の運営に深刻な問題を起こすような状況になっても経営者には報告されず業績低下の一因になったことです。コロナ禍もあり業績低迷していたこともありそこまで言及されたなったことも問題発覚を遅らせました。
結果的にこのグループは某県で中堅クラスのグループだったそうですが、赤服登用事件から7年後には業績低迷によるM&Aをうけて経営店舗は一店舗だけになっています。
おそらくはこの数年のうちでの倒産が予想されます。
女性の管理職登用の為に必要なこと
これは簡単なことで人材の適正配置です。女性管理職の数を決めて達成しなさいなんていうのは愚の骨頂で必要だから管理職の数が増えるだけの話です。それこそ土木作業のような現場で30人中10人は女性を雇用してくださいとルールを決めたところで害悪にしかなりません。逆に女性が多く訪れる服屋さんに男性従業員の雇用を義務付けてもミスマッチにしかなりません。
電車の女性専用車両、コンビニなどの女性専用トイレなどは女性を特別扱いしているという象徴です。都合が悪いところだけ男性に押し付け、都合が良いところだけ女性が主張するのはここ最近の社会的問題です。
【話題になった最近の事案】
男性作業員が来るから怖い。常にスマホをもって警戒というツイートにエアコン業者だけでなく男性作業員大激怒!
上記の記事を見るとよく分かります。接客業では女性が求められ優遇されますし、力仕事などの重労働は男性が優遇されます。しかしながらその労働量と責任において給与が変わるのは当然のことです。
ただ問題は女性が活躍できる場所を作り、人材育成するということが重要です。女性管理職の数だけ義務付けるというのは本末転倒で、非生産的なことを強制して企業が潰れたらだれが責任をとるのかを決めてから法律を決めてほしいところです。
パチンコ店における女性労働者の役割と適正配置
女性が重量物を運ぶような作業をするのは向いていないでしょうし、反グレやゴト師のような不良客、犯罪者の対応をするのも難しいと思います。
ましてや深夜、早朝までみなし残業扱いで働かせ放題な状態なんて論外でしょう。
またそういった業務をしたいというような女性は実際にいるのでしょうか?
おそらくはいないでしょうし、いたとしても1%以下だと思います。
そんな業務をさせるよりも接客や女性来店の為の来店努力などのほうがよほど生産的です。ただ上記のような過酷な労働に比べて給与が上がりにくいという問題もあります。
かといって特別扱いで同じ役職でも優遇してしまうと不満に感じて
有能な人ほど退職してしまいます。特別扱いではなく適正な配置で適正な給与で配属することが重要です。
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