パチンコ・スロットの「みなし機」って違法なの? 打ってはいけない!一般的には知られていない「みなし機」の意味と危険性

 

目次

最初に

みなし機」って何?という疑問があると思いますが、簡単に説明すると検定も認定も切れた状態の台のことをいいます。
これからそれについて説明していきます。

みなし機用語辞典

 

検定・認定とは何なのか?

検定機はパチンコやスロットなどが保通協というところの検査で適合して、各都道府県ごとの許可をとってから3年間のことを検定期間といいます。
それに対して認定機は3年の検定期間が切れる前に認定申請を出して認定期間3年間を延長した機械です。ちなみにメーカーによっては検定期間を過ぎた遊技機には部品を出さないメーカーがあります。
例えばSANKYOやビスティなどは検定期間を過ぎた機種に関しては部品の在庫があっても出しません。釘折れなら釘は共通部品で出せないはずはないんですがそれも出しません。
認定期間を過ぎた台に関してば「みなし機」と呼ばれます。これは検定も認定も切れた状態です。少し前まではグレーとされていましたが現状では違法機という扱いになりました。
ただジャグラーなどのAタイプで一部機種は警察公認で設置を認められる「みなし機」も以前はありましたが2021年の全ての遊技機1年延長措置もあり現状では警察公認の「みなし機」というものはなくなり全て違法機という認識になります。

「みなし機」とは一体何なのか?

みなし機」とは検定も認定も切れてホールに設置できない違法機となります。認定機まではメーカーも部品も書類を出すところが多いですが「みなし機」に対して部品も書類も出すメーカーはありません。当然、違法機に部品を出して修理をさせること自体おかしいですし、書類を発行したとしても違法機の修理(変更承認)を警察が受理するはずもないからです。

みなし機」というのは違法機なので営業中に大当たりしていたとしても警察が来て機械を停止させられる可能性があります。。大当たり中であっても天井前であっても関係なくその場で停止させられます。そしてその場合の保障を警察は絶対にしませんし店側も保障はしない可能性は高いです。

参考例

ハーデス、月下雷鳴などの「みなし機」を設置した結果…

みなし機」を打って生じた不利益は誰も責任をとってくれない自己責任になるので注意が必要です。

 

ただここで一つ大きな問題もあります。

●検定が切れるが認定を受けずに「みなし機」になったもの

これに関しては「みなし機」だとわからない場合があります。認定機の場合は筐体にシールを貼るらしいのですが特定の県や特定のメーカーではそれが貼られていないことがあるようです。有名な話ですが兵庫県の某ホールで突然警察が来てバジリスク絆を全台停止させました。その当時、バジリスク絆は人気の絶頂期でどこのホールでも現役稼働でした。

 

 

なぜそうなったのか?

いろいろな憶測がありましたが、認定を受けずに検定が切れた「みなし機」ということで営業時間中にも関わらず警察が来て全台停止という措置になったようです。こういったことがあるので新基準機のパチンコや6号機以外は安心して打てないと思ってしまいます。

※正確には検定が残っている台は大丈夫なんですが、県によっても検定日は違うので、検定期間が一般人には分かりにくいのが現実です。

 

 

ここまでが「みなし機」についての説明になります。

次回以降で検定期間や認定期間が延長された遊技機やなぜミリオンゴットが再導入されてバジリスク絆が再導入されないかの説明をする予定です。

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