最初に
毎年夏になると、パチンコ店の駐車場で子供を放置して死亡する事故報告が相次ぎます。どれだけ店側が警戒していても遊技者の意識によっては絶対に避けられないことは明白です。
今回はこの件について記事にしていきます。
毎年起きるパチンコ店での子供の車内放置
夏場の駐車場での子供の車内放置はなくならない案件です。駐車場に警備員を常駐させていたとしても見逃しは発生しますし、警備員を配置していないパチンコ店もたくさん存在します。その場合は従業員に
1時間に一回、もしくは30分に一回は駐車場の巡回をしておいてね。
といったお店も多いはずです。
パチンコ関連の業界団体ではパチンコ店で子供の車内放置撲滅の為に様々なツールを配布しています。下にあるチェックシートもその一環です。
子供の車内放置撲滅キャンペーンポップ類ダウンロード先
https://www.syanaihochi.com/download/
しかし実際の現場での運用はアルバイトまかせで、チェックの時間もチェック欄も閉店時などにまとめて書いている店舗も多いはずです。実際に近くのパチンコ店では、全く巡回をしていないところもあり外にこのチェックシートが白紙でぶら下がっているところをいることがあります。これではチェックシートの意味は全くありません。
業務を行わないスタッフに問題があるのか?
駐車場の巡回をしている暇がないほど人員を削っているパチンコ店に問題があるのか?
これは実際に車内放置で事故が起きて警察の調査が入らない限り現状は明らかにならないと思います。ただ思うことはキャンペーンツールを配布しただけで取り組んでいると思っている方々がいる限り駐車場放置はなくならないはずです。
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放置の4カ月男児死亡 パチンコで外出、容疑で夫婦逮捕 北海道警
引用元 Yahooニュース 時事通信社
https://news.yahoo.co.jp/articles/b91c64c082dd5bacebca3a0d71d8bac70c3389c1
幼い兄弟を自宅に放置したとして、北海道警釧路署は11日までに、保護責任者遺棄容疑で釧路市昭和北の会社員阿部光浩容疑者(35)と10代の妻を逮捕した。 兄弟のうち、生後4カ月の次男は搬送先の病院で死亡が確認された。同署は2人の認否を明らかにしていない。 2人の逮捕容疑は、8日午前8時半~午後10時ごろ、2歳の長男と次男を自宅に放置して外出し、遺棄した疑い。同署によると、2人が帰宅した際、次男は意識不明の状態で、救急搬送された。長男にけがはないという。2人はこの日、兄弟を自宅に残してパチンコ店に出掛けていた。
このニュースには複雑な詳細は書かれていませんが、原因としては
パチンコに行きたくて我慢できずに4ヶ月の乳幼児を放置して事故が起きたということなのでパチンコというあたりを強調されたのではないかと思います。パチンコ業界の人からするとなんでわざわざパチンコと表記するんだという思いはあるかもしれませんが、放置することに至った動機がパチンコなのでそれはしょうがないところだと思います。
まとめ
パチンコ店側の意識の低さ、客側の意識の低さがある限りは絶対にこの手の子供の車内放置による事故はなくなりません。
子供の車内放置による事故をゼロにする為には
・駐車場の入り口全てにゲートをつけて警備員が確認してから入場
・パチンコ店の店内に子供の待機場所を作る。
・日本からパチンコ店をなくす。
このどれかを行うしかありません。個人的には
「パチンコ店を日本からなくす」
ことを一番におススメします。
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