閉店の危機にあるパチンコ業界が全力で応援している議員「木村よしお」公約にある遊技機ルネッサンスとは?
最初に
参議院選に立候補した「木村よしお」氏ですが7つの公約の7つ目である「遊技産業ルネッサンス」というものがあります。なにこれ?と思うかもしれませんが
「遊技産業」=「パチンコ」
「ルネッサンス」=「再生、復活」
ということなので普通に日本語に訳すならば
「パチンコ産業を復活させます。」
という公約になるわけです。公約にパチンコという文字を入れたくないので遊技産業という一般的ではない言葉を選んだのではないかと思ってしまいます。
木村よしお立候補者情報 https://www.jiji.com/jc/2022san?d=991
「パチンコ業界」「遊技産業」の動向「木村よしお」氏
「木村よしお」氏は業界団体などの会合では下記のようなことを行動すると表明しています。正直、どうとでも取れるオブラードに包んだ表現といっていいと思われます。
1.遊技機市場に再び元気を取り戻す
2.ちゃんとした依存問題対策に導く
3.健全で自由な営業環境を実現する
しかし一部パチンコ系Youtuberやパチンコ系のコメンテイターが共通して言っているのが
スロットの緩和
広告宣伝規制の緩和
釘調整の合法化
貸し玉料金の引き上げ(5円パチンコや25円スロットなど)
ハンドル固定の合法化
イベント解禁
これがなぜが共通して出回っています。あまりに共通しているので
パチンコ業界に対する木村よしお当選後の裏公約?
なんじゃないかと思ってしまいます。もともとパチンコ店ではイベントが禁止なのですが晒し屋やYoutuberなどを利用して告知を行っていました。
今回も同じように一般の人には具体的な公約を知らせずに、パチンコ業界関係者や遊技客にだけ具体的な内容を知らせて票を得ようとしているのではないかと勘繰ってしまいます。
ただYoutuberにも色々いるので「パチンコ業界で働く人」「遊技客」「評論家」こういった立ち位置によって自主的なのか?依頼されているのか?様々だとは思っています。
表立って「パチンコ業界の規制を緩和、撤廃してパチンコ業界を復活させます。」
なんて公約を表に出すと一般人の票はほとんど期待できなくなりますし、おそらくは投票にほとんど行かないであろう業界関係者、遊技客の票だけでは落選濃厚になってしまいます。前回も業界関係者と遊技人口で計算して楽勝という甘い予想をしていた人たちが惨敗したのは苦い記憶です。
どんどん衰退するパチンコ業界の希望の一つがパチンコ店に味方する国会議員の誕生です。
【2022年パチンコ業界の終焉】パチンコ店があと4カ月で大量に閉店する理由と閉店するお店の見分け方
パチンコ業界とつながった議員の問題
特定の業界団体が特定の議員を支援して自分たちに有利な法案を提案してもらうというのは問題はないと思っています。ただその過程で違法な献金や違法な根回しがあれば話は別ですが…
表立ってパチンコ業界を支援するといえば一般人の票は獲得しにくくなり、そこを明らかにしなければパチンコ業界関係者と遊技客の票は得られません。そのあたりには絶妙なバランスがあるのだと思いますが、前回の「おだち」氏の惨敗という選挙結果を見る限り業界関係者や遊技客の票だけに期待しても絶対に楽勝で当選とはならないでしょう。
ただ今回の問題は一部のYoutuberが遊技業界からお金をもらって裏公約の宣伝をしてしていた場合、なにかしらの規制はするべきだと思います。
また個人的感想としては今回の当選は難しいと思いますが、もしも当選したん場合にこの裏公約が次々と実行されるなら真実は明らかになるでしょう。
パチンコ店を増やしたくない、パチンコ業界を応援したくないという人はパチンコ業界が戦力で応援している「木村よしお」氏に投票しないことをおススメします。
パチンコ業界が応援するには訳(ワケ)がある!
規制強化なら応援するはずがありません!!!!
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