釘確認シートはパチンコ店を守る為の物?パチンコ業界関係者の方からメールが届いた件

釘確認シートはパチンコ店を守る為の物?パチンコ業界関係者の方からメールが届いた件

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最初に

釘調整や釘確認シートについて現役のパチンコ関係者を名乗る方からメールをいただきました。その方が本当に業界関係者なのかは分かりませんが、内容は「釘調整に関する無知、不勉強の指摘」などでした。しかし私の認識とかなりかけ外れていたのでそのことについて記事にしていきます。

 

「釘確認シートは釘を動かして良い範囲を示した基準であって、それを逸脱すると摘発されるという定規のような存在。実際に釘調整による摘発が行われたのはヘソ、他入賞口にあっては11mm以上13mm以下で摘発された例はなく摘発された事案は11m以下、13mm以上と逸脱した釘調整を行なっていた店舗だけという情報がある。実際に昔から存在する羽根物は釘調整が前提の遊技性で存在が許されているのがその証拠」

ということでした。

 

 

釘調整による違法性の認識の違い

私は釘確認シートの存在をパチンコ業界が曲解しており、実際に一定の釘調整が許されているという言い訳に利用されていることを初めて知りました。

パチンコ業界で働く人達からは釘確認シートが一種の免罪符のようなものというのは常識の話で釘調整が違法というのは間違った認識なんでしょうか?

確かに釘確認シートを見ると実際の釘よりもひとまわり大きな○印、重要な釘は円の中で動いていることが分からないように完全な●丸

確かにそういった部分を見れば釘調整を容認する範囲を示したものという風にも見えます。ただこれは遊技機メーカーが釘打ち機には一定の誤差があるという理由で大きめの円になっているはずでしたが実は警察側とそんな話し合いがあったのでしょうか?

 

警察が釘調整を認めた?という根拠について

POKKA吉田さんも警察庁が非公式の場で11mm以下、13mm以上でしか摘発事例は存在しないと断言したということをYoutubの動画の中で語っていました。

 

おそらくはこのことが原因としてパチンコ業界では11mm以下13mm以上の調整をしなければ摘発されないという認識に至ったのでしょう。

引用元 Youtubeチャンネル ヤングちゃん、寝る?
元動画 釘調整摘発が相次ぐパチンコ業界! 真相を識者に聞く!!「パチ裏ワイドショー」

 

 

ただここまで警察庁の担当官が釘調整に対しての違法性ではなく、摘発しない基準を示したという話しが出回ってしまったということは問題ですがそれよりも一番の問題は

警察が一定の範囲まで釘調整を容認した

とパチンコ業界に受け取られてしまったということだと思います。もしもこれが根も葉もない情報であるのならば警察は釘調整の摘発をもっと積極的に行い疑惑を払拭するべきです。

 

釘調整が釘確認シートの範囲内がOKならなぜ防犯カメラを切るの?

現状、ほぼ全てにパチンコ店は釘調整を行う時には防犯カメラの電源を落として証拠が残らないようにしています。

パチンコ台の釘が曲がっていても、「いつ」「誰が」「どのように」釘調整がされたのかの証拠がなければ立件はできないだろうというパチンコ店側の悪あがきです。一部の地域では閉店後に防犯カメラの電源を落としているだけで釘調整を行っているとみなされて摘発をする地域も存在します。

【読んで欲しい過去の摘発に関する記事】

「釘問題」釘確認シートは何の改善にもなってない。せめて警察の新台検査の時ぐらいちゃんとしよう。

パチンコ業界に激震!大手グループDAMZで自家買い発覚!全店営業許可取り消し?営業停止?

警察はパチンコの釘調整を本気で摘発する気になったのかもしれない。全国初のくぎ学校の摘発

 

釘確認シート範囲内の釘調整が違法ではないのなら防犯カメラの電源を切る必要はないんじゃないですか?

 

釘調整に関する個人的見解

法律上の話でいけば釘調整完全な違法行為だと思います。釘確認シートにしても遊技機メーカーから打ち込んだ釘の精度問題を理由にある程度余裕をもった作りにしているだけでそこに調整を容認していると事実はありません。

釘を元に位置に戻すという理由で釘を叩いてメンテナンスをするという理由ですがこれも完全に違法行為です。例えば新台導入から1ヵ月経過したとして肉眼で見えるほど釘が曲がって移動しているのでしょうか?

 

そんなことはありえません。それよりも釘調整で叩いて動かく幅の方が大きいはずです。

もしも日々の営業で釘が曲がって営業できなくなるというのであれば、真鍮釘をやめて曲がらないSUS(ステンレス)の釘にすれば問題は解決します・

パチンコ台に使われている遊技釘の件ですが
遊技くぎ等の材質に関する規格は、次のとおりとする。 (イ) 遊技くぎ及び風車の軸の材質は、ビッカース硬度が150Hv以上230Hv以下である硬度を有する真ちゆう又はこれと同等の 硬度を有する金属で 容易にさびず、 かつ、折れない性質のものであること。

SUS製の釘にした場合、釘が折れにくくなるという利点と釘調整が難しくなるというと特徴が生まれます。しかし釘調整が難しくなるという点からパチンコ業界は釘の材質変更を望まないのではないでしょうか?

柔らかくて曲げやすく一定の耐久性があるという真鍮釘がパチンコ台の理想だと思うので…

どちらにしても一部では11mm以下、13mm以上でないと摘発されないと警察が示したと誤解しているパチンコ業界ですが、おそらくはそんなことはあり得ないと思います。もしも担当官が誤解にとれるニュアンスで発言したとしても

国家公安委員会の委員長はその発言を肯定するでしょうか?

それがありえないというのは以前の高井たかし元議員と河野太郎元委員長からの会話で分かるはずです。こんな小学生でもわかる理屈にすがるのであれば

さらに全国での釘調整の摘発が進むでしょう?

もしも一部の件で全く摘発がされないというのであればもしかするとその県の警察はパチンコ業界と深いつながりを持っているのかもしれません。特に等価の件に関しては釘確認シートの範囲を大きく逸脱した店舗なんてのがアチコチにあります。

グレーゾーン金利で貸金業はどうなりましたか?業界が勝手に信じているグレーゾーン釘調整は大丈夫ですか?

貸金業と違い返金はありませんが、営業許可取り消しがありますよ!

 

※補足
某県の生活安全課の警察官が退職後に遊技組合へ就職している例が多数存在します。
また生活安全課関係者の親族が経営している「たこ焼き屋」のキッチンカーが何故かその県のパチンコ店で手数料も払わずにあちこちで出店しているという例があります。
それ以外のたこ焼き屋やクレープ屋は断られているんですが…


たまたまなんでしょうが、不思議ですね~。大丈夫なんですかね~

 

 

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