パチンコ店は働く従業員を守るつもりがあるのか?釘調整の摘発に関してどう考えている

パチンコ店は働く従業員を守るつもりがあるのか?釘調整の摘発に関してどう考えている

 

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最初に

パチンコ業界ではここ数ヶ月で釘調整による無承認変更での摘発が相次いでいます。その際に自家買いの発覚なども出ているわけですが、自家買いと違い

釘調整に関してはおそらくは殆どのお店で行われている

と思われます。

 

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今までは正直警察は黙認をしていたといっても過言ではありませんでしたがここにきて急に摘発が続発しています。今回はそういった件について記事にしていきます。

 

釘調整の違法性

釘調整が違法なのか適法なのかを議論をする前に釘調整は完全に違法です。

釘調整について 引用元 wikipedia

昔は釘を元に戻しているだけという言い訳をしていたところもありますが、その場合でも警察に変更承認という書類を提出して受理された後で、釘を直して検査後に台を稼働させる承認書が発行されるという流れで決して日々の釘調整が許されているわけではありません。

 

 

この釘確認シートもここまでは調整していいというものではなく、釘が大きく曲げられていないかということをチェックする為の道具なだけで釘調整を許容するものではありません。ただ面白いのは釘調整の為によく曲げる釘は透明な丸ではなく黒丸になっており少々動いたとしても分かりにくくしているというのはメーカーの思惑を感じます。

なぜ重要な釘も透明な丸じゃないの?(笑)

 

釘調整は見つかったり露見すれば逮捕されるれっきとした犯罪行為です。実際に釘調整に関わった従業員は不起訴に終わる例も多いようですが、今後実際に有罪にならないという保証はどこにもありません。特に店長や副店長であれば今後有罪になる可能性は極めて高いと個人的には思っています。

 

釘調整に対する店側の対策

これは笑ってしまう話なのですが釘調整を行わないという方針を打ち出しているホールがあるなんて話は聞いたことがありません。ここからは私がよく聞く話です。

 

店内の防犯カメラの電源を落とす

パチンコ店内の防犯カメラは24時間稼働しています。その為、釘を叩いているのが写ってしまうと証拠になるので釘を叩いている時は防犯カメラの電源を落とすよう指示をしている会社もかなりあります。

従業員が帰った後で釘調整を行う

最近はSNSなどで様々な情報が発信されています。アルバイトや平社員に写真をとられて拡散などされないように従業員が帰った後、もしくは従業員の出勤前に釘調整を行う店舗が大半だと思います。

 

釘調整をなぜやめないのか?

さてここまで色々と説明をしましたが、釘調整を禁止する。釘調整をさせないという対策をしているお店の話など聞いたことがありません。本来であれば従業員に違法行為をさせないというのが一番大事なんですが…

釘調整を行わないということは利益調整ができません。釘調整なしで利益調整を行おうとするなら換金率を下げるしかありません。しかしそんなことをすればギャンブル性が下がり魅力が減ってしまいます。そしてパチンコの換金率を下げるということはスロットの換金率も下がるので集客力が大きく落ちてしまいます。

その為、絶対にパチンコ店は大きく換金率を下げることはないと思われます。

 

等価交換こそ釘調整で摘発すべき対象

現在全国的に等価交換は減り11.2割分岐の県がほとんどです。例えば等価交換なら500円で125玉を借りて交換の時も125玉で500円ですが11.2割分岐の際は140玉で500円になります。その換金差ギャップで店は利益を上げるのですが等価交換はその利益がありません。同じような利益をあげようと思うなら釘を締めるしかありません。等価交換のほうが確信犯的に釘曲げの必要が出てきます。

2022年11月時点で等価交換がメインの県は

10県
群馬、埼玉、千葉、神奈川、石川、三重、鳥取、島根、岡山、熊本

 

パチンコ店は合法?しかし….

当然ながらパチンコ店は合法です。しかし違法である釘調整を行い続け、その違法行為を従業員に強いるのであれば違法な賭博店で働くこととなんら変わりないと私は思います。

従業員が釘調整の容疑で書類送検した場合に経営者は

 

「利益の為に私が指示しました」

と警察の取り調べに自供する人は何人いるのでしょうか?

 

釘調整摘発に関してのまとめ

個人的な見解ですが、釘調整をやめることなく続いていくと思います。防犯カメラの電源を切るなど証拠が残らない方法を会社として指導していきますが

 

釘調整をしないと利益が取れない。だから業務の一環として釘調整を行う必要がある。だって仕事だから

という理由で従業員にも違法な釘調整を強要していくところが多いはずです。もしも

 

「何を言ってるんだそんなことはない誹謗中傷だ!」

というのであればコメント欄から店舗名を添えて抗議してください。盤面を見に行きます。そして明らかな調整釘であればその場で通報をさせていただきます。もしも1台もそういった台も痕跡もなければブログにてお詫びをさせていただきます。

 

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