パチンコ業界は衰退でも絶好調の遊技機メーカー。新入社員の月給は30万円

パチンコ業界は衰退でも絶好調の遊技機メーカー。新入社員の月給は30万円

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最初に

パチンコ業界はどんどんと遊技人口の減少、売上も大幅に下がった結果、2023年時点で
約7000店舗まで減ってしまいました。

パチンコ店が潰れてもメーカーは潰れないといわれていたのも昔の話で、今はいくつもの有名老舗メーカーも倒産や民事再生という状況です。

パチンコ業界の崩壊がここまで。そしてついにパチンコメーカー、パチスロメーカーの倒産が相次ぐのか!?

老舗パチンコメーカーが倒産。あのメーカーが倒産するなんて?パチンコ業界本格的に終了か!?

しかしそんな中で業績が絶好調で新入社員の初任給を30万円にするというメーカーも出ているのでそのことについての記事です。

 

パチンコ店が潰れてもメーカーは安泰なのか?

パチンコメーカーにとっての顧客はパチンコ店になります。遊技客が顧客という考え方もできますが最終的にお金を出して購入するのはパチンコ店なのでその考え方が正しいはずです。

そう考えるとパチンコ店の数がどんどん減っていくと当然ながら購入してくれる台数も減っていくわけでメーカーもそれに比例して潰れていくはずです。

しかし現状では全く同じように潰れるのではなくごくごく一部のメーカーだけが潰れているのが現状です。その理由としては

●ヒット作、根強い人気の台は4万台くらい売れるということ

●台当たりの単価が高い

●遊技台の寿命が昔と比較にならないほど短い

これらのことからよほど長期間、ヒット作を作れない。製造した台が余ってしまったという理由がない限りは倒産していません。もしも業績不振で倒産の危機であっても大手メーカが吸収してしまうというパチンコ業界独自の文化が存在するのも理由です。

私の個人的な考えとしてはパチンコ店は銀行から借り入れを行い、そのお金をメーカー払い続けてそのサイクルが限界に来た時に倒産してしまうがメーカーはパチンコ店からお金が回ってきているので実際にお金を失っているのは融資を回収できなかった債権者や銀行だけじゃないかと思っています。

絶好調の遊技機メーカー SANKYO

現状で販売も好調、そして新入社員の初任給アップだけでなく既存社員の給料も20%アップという理想的な企業があります。それはSANKYOです。

【人財価値向上に邁進】2024年4月入社 大卒初任給 30 万円に引き上げ

第3四半期の売上高は前年比82.1%増の1,280億円、遊技機販売が好調

『ゴジラ対エヴァンゲリオン ~G 細胞覚醒~』を約50,000台販売、スマートパチスロ機『L革命機ヴァルヴレイヴ』が高稼働でさらに販売台数も伸びるでしょうし今後も安定した経営が望めるというところ、またそれを維持する人材確保の為の施策だと思いますが、内部留保にまわさず従業員に投資というのは高く評価できると思います。

私はパチンコ店、メーカーなどパチンコ業界にかかわるものには否定的ですが、今回は高く評価しています。ただこの業績好調な要因が射幸心を高めた遊技機スペックのおかげというなら複雑な気分ですしさらにパチンコ業界の衰退を招くということも信じているんですが…

 

絶好調の遊技機メーカーのまとめ

オーイズミも前年対比で売上26.1%アップ、セガサミーも売上18.9%アップ、経常利益は38%アップ、ユニバーサルエンターテイメントは売上55.9%、経常利益にいたっては516.7%ということで一部のメーカーはパチンコ業界の衰退など関係なく業績は好調です。
※この数字には遊技機事業以外も含まれています。

ただパチンコ店の数が減り、売上が下がっている時点で遊技機メーカーも一部を除いて倒産する可能性は相変わらず高いことは間違いありません。当然ながら顧客がいなくなればメーカーも存在することはできません。

もしかするとパチンコ店VS遊技機メーカーで対立が起こり不買運動が起きる可能性があるかもしれません。

共存共栄はパチンコ業界にとって夢物語なのか….

 

 

 

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