パチンコ業界に就職して公開してる?パチンコ業界で働く人は転職を望んでいるのか?
最初に
パチンコ業界が本格的に新卒採用に力を入れ始めてから約20年といわれています。昔は訳アリの人が住み込みで働いていたり、給料が出ると突然いなくなったりととんでもない業界だったと聞いています。さてパチンコ業界が本格的に新卒採用を始めた時期に入社した人達は順調にいけば40代半ぐらいですが実際にどれぐらいの人が業界に残っているのでしょうか?
参考記事 ホール企業平均離職率は約45% 引用元 プレイグラフ
就職氷河期時代にパチンコ業界に就職した人の年令
パチンコ業界が新卒採用に力を入れ始めたのは約20年前ですが、その頃の世代を厚生労働省ではバブル崩壊後の1990~2000年代、雇用環境が厳しい時期の世代のことを就職氷河期時代という位置付けをしています。その時期に就職した古参の人であれば約40歳~50歳前後ということになります。
さてここで考えて欲しいのですが、そのころパチンコ店に入社した40代、50代の人はどれぐらい在籍しているのでしょうか?答えはほとんど残っていません。当然ながらピラミッド型の組織構造なので管理職になれる人はごく一部です。なかには管理職への出世を諦めて早々に退職した人もいれば、年令的にプレッシャーをかけられて退職した人も多いでしょう。
特に近年の感染症の影響で業績が悪化したパチンコ店が多く経営が苦しくなったパチンコ店も多く40代、50代の人は入社時に比べて社内にほとんど残っていないというのが現状です。
業績悪化でどんどんパチンコ店が潰れている。しかし転職は….
パチンコ店の離職率は非常に高くなっています。しかし新卒募集が積極的に始まった20年前に入社した人達は離職をせずに頑張った粘り強い人達です。逆にいえばよほどのことがあっても退職しない人達といえるでしょう。しかし本人が辞めなくても業績悪化に伴うリストラや生活が困難になるほどの違法な給与カットをされ辞めざるをえなかった人たちが存在します。
しかも40代後半、50代となれば未経験の分野での転職は非常に難しく辞めたくても辞められないというのが実情だと思われます。
若い人は優遇されているので転職を考えず楽に働き、年配者は不安を感じるほど給料や賞与を減額され不満を抱いているが転職が怖くてできないというのが実情です。
パチンコ業界が末期の今、パチンコ店からパチンコ店への転職は難しくなっていますし転職先も衰退産業という行くも地獄、残るも地獄という有様です。
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パチンコメーカーの「西陣」ですが、すんなり廃業できないかもしれない。
この記事も労組による廃業への反対ですが、同じような理由で会社に廃業をしてもらうと困る人達が必死になっている状況といえるかもしれません。
パチンコ業界は実はホワイトカラー
実はパチンコ店の社員は管理職になれば肉体労働者ではなく頭脳労働者、いわゆるホワイトカラーです。そういった人たちが転職を考えた時に
夏に暑い環境で働きたくない!、肉体労働をしたくない!、作業着で働きたくない!
なんて人がかなりいます。しかしパチンコ店というニッチな業界だけで働いていて評価されにくいスキルだけを持っている場合はとてもじゃありませんがホワイトカラーな職場で働くのは難しくなります。
しかしそれでもホワイトカラーの仕事を中心に探すのでなかなか転職はできません。
パチンコ業界が終焉を迎える前に転職するべき
パチンコ店は7000店舗を切るほどに店舗数が減っています。今後パチンコ業界は復活することが出来るのか?再びバブル経済でも起きないとその可能性は小さいと思います。そんななかでどれだけパチンコ店に特化したスキルを習得しても今後の人生にどれだけプラスになるのか…
下手をすれば釘調整などの風営法違反で逮捕立件されてしまう可能性もあります。実際に役員だけでなく店長、副店長、そして一般従業員まで逮捕されるという前代未聞の事件も起きました。
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パチンコ店の釘曲げ、景品の自家買いで経営者だけではなく代表含む男女10人が書類送検されました。
よほどのことがなければ役員以外は不起訴になると思いますが、悪質だった場合は不起訴にならず起訴される可能性も十分にあります。そうなれば前科がつくことになり再就職のハードルはさらに上がってしまいます。実際に最近、釘調整や直買いで数店舗が摘発されました。
今後のことを考えれば、いくら不安であっても転職を前向きに考えて
少しでも早く転職することを本気でおススメします。
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