パチンコ業界の復活。そんなものは不可能で現実が見えていない人の幻想だと思う理由
最初に
パチンコ産業は衰退を続けています。。特に2022年、2023年の閉店ラッシュは凄まじく気がつくと7000店舗を割り込みそうなほど店舗数が減っています。
出玉規制が撤廃されれば…
景気が良くなれば…
「パチンコ業界は復活する」と希望を持っている人達がいますが、そんな未来は来ない、全盛期の栄光など絶対に戻ってこないと断言する理由を説明していきます。
パチンコ業界が復活しない理由
出玉規制の撤廃があってもパチンコ業界は復活しない
実はパチンコやスロットの出玉規制が理由で客が増えないという業界関係者がいますが、現実が見えていないにも程があると私は思っています。
初代大工の源さんが一世を風靡しましたが、今のパチンコよりも出玉性能は高かったでしょうか?出玉性能で言えば大工の源さん韋駄天などのほうがよっぽど出玉性能が上がっています。パチンコとスロットで片方が規制され厳しくなればパチンコとスロットで遊技するカテゴリを変えるユーザーもいますが、休眠ユーザーがパチンコ店に戻ってきたり、新規ユーザーが増えるよりも現状のパチンコやスロットに嫌気が差して辞めてしまう人が多いからこそ遊技人口はずっと減り続けています。その現実が見えない無能な人達が今のこの状況を作っている一因になっているはずです。
景気が良くなってもパチンコ業界は復活しない
確かに景気が良くなれば多少は復活する可能性はあると思います。しかし実際にはパチンコやスロットに嫌気が差して辞めた人たちが戻ってくるかどうかは懐疑的ですし、昔と比べて今は様々な余暇産業、娯楽が溢れています。
パチンコ業界が全盛の頃には今ほどインターネットは普及していませんでしたが、現時点では各家庭にインターネットがあるのは当たり前で、スマートフォンもほぼ全ての人が持っているような状況です。またスマートフォンのゲームに関しても基本的に無料が多いのと、課金してでも強いアイテムやキャラを育てる課金ユーザーというものまで出現していますが中には数万円ところか数十万円つぎ込むようなガチ勢までいるのであきらかに余暇に使うお金に変化が見られます。
スマスロ・スマパチで小規模店舗ができる?
スマスロ、スマパチには玉やコインが存在しないので玉。コインの補給の設備、研磨の設備も必要ありません。その為、駄菓子のような小規模なお店で10台、20台といった小さなパチンコ店ができる可能性が紹介されていました。
しかし実際にはそんなお店はできないと思います。あなたがパチンコやスロットの愛好家ならそういったお店に打ちに行くでいょうか?ちょっとした待ち時間なら行く可能性も0ではないかもしれませんがスマスロ・スマパチは大きな当たりが来る可能性があるので、お金がかかる上に待ち時間の消化には不向きです。コーヒーショップで休憩しながら雑誌でも読んでいたほうがマシです。
あなたが起業を考えるなら10台、20台設置のパチンコ店をやろうと思いますか?
個人的にはこの台数のお店と言われると闇スロしか思い浮かびません。設置台数300台以下の小規模店舗が淘汰され大規模店舗が増えていく。これはずっと続いているパチンコ業界のトレンドです。
コンビニサイズの超小規模パチンコ店が誕生!? 待望の「スマスロ・スマパチ専門店」に期待が高まるも…業界の大御所が問題点を指摘
参照元 パチマックス
潰れそうなパチンコ店の行動
これは私が思う潰れそうなパチンコ店の動向です。従業員のリストラ、給与カット、賞与減額などはだれが見ても危険な兆候だと思いますが、私が思う危険な兆候は
●低貸廃止
●交換率改悪
●息子などへの権限移譲
これらです。お客が多すぎて台が足りずに低貸うを廃止というのなら分かりますが、過疎店が低貸廃止をする場合、売上が減りすぎて改善したい場合です。実際には店で低貸を打っている人が4円パチンコや20スロへ移ることはなく他店へ行ってしまうだけで何もいいことがない馬鹿な施策です。
交換率改悪ですが、これも周辺店舗が変更していない場合は地域のルール変更ではなく自店の利益確保の為です。正直そんなお店が出玉を出すわけもなく単なる粗利益率アップの苦肉の策です。
息子などへの権限移譲。何期にもわたり赤字を出し続けて息子には無能扱いされ
「じゃあお前に任す」と未経験の息子に経営をやらせた場合….
結果は書くまでもないでしょう。
もしもこの条件がほとんどそろったお店で働いている人は転職をオススメします。
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