最初に
ISDN回線の終了が終了します。
NTT東日本 INSネットをご利用の事業者さまへ
https://web116.jp/2024ikou/business.html
2024年1月の終了が決定している「INSネットディジタル通信モード」は、NTTが長年提供してきたISDN回線サービスです。インターネットに関しては光回線が主流になっていますが、企業の一部設備ではいまだ現役でISDN回線を使用しているものがあります。それでもISDN廃止が決まってからは設備の更新が進んでいます。
しかしパチンコ店のサンドシステムの中にもISDNを利用していて発売から20数年経過しており、簡単に代替の機器が用意できないものが存在します。
ISDN回線の終了で閉店せざるをえないパチンコ店
実はISDN回線の終了で機器更新ができないパチンコ店はごくごく一部です。普通に健全な経営をできているパチンコ店ならさすがに10年に一度はサンドを交換しているでしょうし、そうでなくてもそこまで古い設備でなければ後継機が存在するので、システム一式交換ではなく一部機器交換で終わるはずなので費用もそこまでかかりません。その場合は数千万円ではなく十数万円ぐらいなので、閉店よりも交換を選択するのが当たり前です。
ただ古すぎて機器更新できない場合、設備の一式更新が出来ない経営状況のパチンコ店は閉店をすることになってしまいます。
しかし、実はここで大きな問題があります。店の幹部社員がISDN回線を使用していることを理解できていない、設備メーカーも古い機種が現存していることを知らない場合はデータセンターとの通信を行うことをすることが出来なくなります。そうすると高額紙幣が使えなくなり、貯玉が使えなくなり最終的には貸玉機が使用不可能になってしまいます。見慣れないエラーだけど使えるからいいかと軽く見ていると店内全ての貸玉サンドが使えなくなり営業できなくなるかもしれません。
もしもですが、予告もなく突然閉店してしまったパチンコ店があれば
理由も分からず気づいた時には閉店を選ぶしかなかったという笑えない状況なのかもしれません。しかしこれは冗談ではなく本気で起きるかもしれない話です。最近では給料が高い経験豊富な社員を解雇したり閑職に追い込んでいる経営難のパチンコ店が多数存在します。そういった末期のお店にこそISDN必須の設備を置いていることが多いので
本気でISDN回線終了と共に終了するパチンコ店があるかもしれません。
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