最初に
「GAIA」の店舗名で全国チェーンのパチンコホールをしていた株式会社ガイアなど7社が2023年10月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全・監督命令を受けました。今までも倒産に関しては様々な噂がありましたがついにこの時が来たか!という感じです
情報の真偽については帝国データバンクに掲載されたので間違いありません。
https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/5013.html
ホールについては支援を受けながら営業を続けるらしいので全店が明日から閉店というわけではないようです。
株式会社ガイア及びそのグループ会社の再生支援に合意したJトラスト株式会社
https://www.jt-corp.co.jp/
どんな企業なのかと思ったのですがどうやら金融系の企業のようです。とりあえず今後は不透明な部分はあるもののガイアで働く従業員の人たちが明日から突然無職になるわけではなさそうなので一安心です。
パチンコホール「GAIA」の負債総額について
パチンコ史上過去最大の倒産ということで負債額に気興味がある人が多いと思いますが今回の負債総額は関連会社を含めて約1133億円です。負債の内訳としてはガイアが約850億円。その他6社で約283億円となり、7社合計で約1133億円となっています。
ただ過去には粉飾決済についての具体的な怪文書が出回ったり、過去には40億円の所得隠しを行い10億円の追徴課税を課されています。また2年前には分社化していた数多くの会社を統合していよいよ倒産なのか?という噂もりましたがついにその時が来たか!という感じです。
数週間前には設備購入の支払いが行われていないという情報を暴露したYoutuberもいたぐらいなので末期状態だったいうことでしょう。
現時点での負債は1133億円ですが、最終的に判明する負債額がいくらなのか?
パチンコ業界人にとって一番の興味はそこです。
ちなみにパチンコ業界の店舗数の一覧ですがパチンコ業界で4位のガイアが倒産したというのはパチンコ業界にとって大きな衝撃です。
順 | 企業名 | 代表屋号 |
1 | ダイナム | ダイナム、夢屋 |
2 | マルハン | マルハン |
3 | アンダーツリーグループ | キコーナ |
4 | ガイア | ガイア、メガガイア |
5 | 延田グループ | 123、123+N |
今後も大型グループの倒産は続くのか?
過去にこういった記事を書きました。
2023年にさらにパチンコ店は大量閉店?スマート遊技機がパチンコ業界を終焉に向かわせる可能性
正確には2020年ころからパチンコ店は減り続けるという記事を様々な角度から分析して記事にしていますが、このブログを開始してからパチンコ業界が復活するような希望は見えてきません。スマスロ、スマパチなどは一部の人たちにとって期待の星だったようですがその中身は客を痛めつけて売上を重視するようなものなので当然ながら遊技人口は増えません。むしろただでさえお金のかかるパチンコの消費金額を引き上げ遊技人口の減少を後押ししているとさえ思えます。
それを考えるとガイアのような大型倒産はすぐに起きなくても中小規模の倒産は今後も加速を続けると思っています。
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