パチンコ店の顏認証は都市伝説なのか?いえ実際に存在します。
最初に
パチンコ店に顏認証があり入店した時点で、個人が特定されているのか?
これは事実です。
これは実際にホールで導入されている顏認証システムです。これは事務所に置いてある端末で、顏認証用のカメラは通常の防犯カメラとは別に各出入り口に設置をされています。
最新の顏認証システムの技術情報です。
https://plus-sensing.omron.co.jp/technology/
顏認証システムは何に使われるのか?
対外的には顏認証システムを使用して依存症対策に活用するという話もありますが、実はこの顏認証システムは依存症問題よりも前に存在しています。
そしてその活用方法は、顧客の来店状況の把握に使われます。例えば入店時の顏データを登録しておくことでその人の来店頻度、来店時間の傾向を把握することも可能ですし店内で破壊行為や盗難を行った客を登録しておくことで来店時に通報することも可能になります。実際に入店時に会員と紐付けておくことで更に細かな分析も可能になっています。
またメーカーにもよると思いますが、グループ間での情報共有にも対応しているので店舗レベルではなくグループ店レベルで顧客情報の管理も可能になっています。
会員の来店、遊技態度の悪い不況客の来店、常連の来店などを知ることもできますしアラートをセットしておくことで特定の人物が来店した際にアラーム音で知らせるという機能も当然ながら搭載されています。
ホールコンが遊技機の管理システムなら、顏認証システムは顧客管理システムということになります。
顏認証システムで遠隔はできるのか?
遠隔操作が可能なのかというところはさておいて、来店時から特定の人物の来店を知ることができますし、そのままその人の行動を追っておけば傾向を知ることができるので遠隔操作はできなくてもその人が好む機種の設定を事前に下げておいたり釘を締めておくということも可能です。もっと簡単にいうと
嫌いな客にたいして意図的に負けやすくしたり嫌がらせをしたりということも理論上は可能になります。
顏認証システムの弱点
顏認証システムは現時点では未熟な技術です。例えば眼鏡をかけただけで認識率は下がりますし現状であればマスクをつけている人も多いので以前よりは認識が難しくなったはずです。
しかしiPhoneもマスクをつけた状態でのFaceロック解除に対応したので現時点で最新の顏認証システムはマスクにも対応しているのかもしれません。
まとめ
パチンコ店に入店する際には防犯カメラで撮影していること、入店の時点でそのデータの利用方法についての案内があることがほとんどです。それには顏認証用の撮影データも含まれます。ほとんどのパチンコ店が顏認証による顧客管理システムを導入しています。
パチンコ店の顏認証システムは都市伝説ではなく事実として存在します。私の知っている限り特定の業種でここまで顏認証技術が導入されているのは空港ぐらいではないでしょうか。
高額な投資をして顏認証システムを導入して顧客管理を行う。私はパチンコ店の顏認証という顧客管理システムについて不安しか感じないのですがみんなは大丈夫なんでしょうか?
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