最初に
このブログではパチンコ業界がこれからどうなるのかを、ずっと記事にしてきました。
【2022年パチンコ業界の終焉】パチンコ店があと4カ月で大量に閉店する理由と閉店するお店の見分け方
パチンコ店が大量閉店するまであと半年?2022年の閉店ラッシュまでカウントダウンは始まった!
このままいくと2023年度中に7000店舗を切り、6000店舗前半になるだろうと予測をしていましたが、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)が毎月実施している「組合加盟店舗実態調査」における最新の集計結果を見ると
7193店舗になっています。
5月末から57店舗減少していますが、このままのペースで閉店が続くと年内にはパチンコ店は7000店舗を切ることになります。
正直、スロットでは6.5号機の登場やスマートパチンコ、スマートパチスロなど一時期に比べると明るいニュースが多いと思いますが、新設備導入の設備投資や新紙幣切替の設備入替などを考えると現状で業績が芳しくなく資金繰りが厳しいホールがパチンコ業界に見切りをつけて撤退したという見方もできます。
パチンコ業界の消滅の可能性
このままのペースでパチンコ店が減り続けたとして
パチンコ店が日本から消えるのか?
おそらくですがそれは難しいと思います。しかしこのまま店舗数が減り続けると遊技機メーカーや設備メーカーの倒産が相次ぐでしょう。
実際に老舗企業の高尾が倒産して民事再生の手続きに入りました。
帝国データバンク 倒産情報
https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4889.html
【過去記事】
老舗パチンコメーカーが倒産。みんなが知ってるあの台を作ったメーカーが倒産するなんて?パチンコ業界本格的に終了か!?
当然ながら店舗数や遊技機の設置台数が減れば関連企業が業績悪化で倒産していくのは当たり前の話です。以前はパチンコ店の閉店が相次いでも遊技機メーカーの倒産はほとんどありませんでしたがここまでパチンコ店が減ってくるとついに耐え切れずに倒産が出てきます。
そこで疑問なんですが、パチンコ店がどこまで減って遊技機の購入がどれだけ減れば遊技機メーカーは存在できなくなるのか?
私はパチンコ店が業界として存在できない時が来るとすれば
「遊技機メーカーがほとんどなくなる。」
「換金場の営業が採算にあわず撤退が相次ぐ」
このあたりから崩壊が始まり結果的に市場規模がもっともっと小さくなった時に行政の規制によって潰されるんじゃないかと思っています。現状で遊技業界で働く人が多く雇用が守れないというのなら市場規模をどんどん削って最終的に社会に与える影響を小さくしてから潰すという方法もあるでしょう。
賭博、ギャンブルが禁止されている日本で遊技という苦しい言い訳と三店方式という公然の秘密で換金できるというのは近代の法治国家である日本にとって恥ずかしいと思います。
コメント