パチンコ業界が出玉性能、射幸心を追求すればするほどパチンコ店の閉店ラッシュが加速する説

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パチンコ業界が出玉性能、射幸心を追求すればするほどパチンコ店の閉店ラッシュが加速する説

目次

最初に

パチンコ業界は衰退を続けパチンコ店も毎年かなりの数が閉店しています。最盛期には20000店舗近かったパチンコ店も7000店舗を切りそうなほど減りました。当然ながらパチンコ業界はこの状況を覆すべく頑張っていますが、完全に逆効果になるのではないかという懸念がありますのでこれについて記事にしてみました。

 

パチンコ業界の衰退は規制によるもの?

出玉規制について

パチンコ業界は様々な規制が一定期間ごとに行われています。これはどんどん規制を厳しくしてパチンコ業界を潰そうというのではなく、毎年規制をくぐり抜けるような台が登場して規制しなければならないほどの出玉、射幸心を煽る仕組みが開発される為に規制が行われているというべきでしょう。特にスロットが厳しく規制されるようになった発端は獣王から始まったAT機ブームの中で登場したミリオンゴットの検定取消という歴史的な事件からです。

検定取消となったスロット台はミリオンゴッド以外もありますが、その出玉性能の虜になったスロッターが多額の借金、自己破産といった社会問題を引き起こしました。

4号機から5号機の規制、5号機でもその流れは止まらなかった為に6号機では有利区間2400枚上限などの規制が課せられました。

しかし6.5号機やスマスロでは有利区間の仕組みを逆手に取り4号機並みの純増枚数を手にしながら2400枚の壁を無意味なものにしてしまいました。パチンコに至ってはそこまで致命的な規制が行われることなく史上最速の出玉スピードを実現しているので2023年の現在が

過去最高のパチンコ、スロットの出玉性能だと思っています。

 

出玉性能が上がっているのにパチンコ業界は衰退?

パチンコ業界は規制のせいで顧客が離れた!規制緩和をしないと業界が潰れるといった風潮で様々な規制緩和を行ってきましたが遊技人口は増えたのでしょうか?

遊技人口推移画像参照元 グリーンベルト

現実は遊技人口の減少が下げ止まったとは言えない状況です。

4号機時代には遊技機の出玉性能が著しく向上したおかげでスロットは大人気となりました。お金を持っている人は限界までお金をスロットに注ぎ込み、お金を持っていない人足りない人は無人くんやアコムなどの消費者金融でお金を借りてまでスロットにお金を注ぎ込みました。

しかし現状はどうでしょうか?遊技人口は爆発的に増えたでしょうか?パチンコ店の閉店は止まり新規オープンが相次いでいるでしょうか?

この答えがいくらスロットやパチンコの出玉性能が向上しても根本的にパチンコ産業の衰退が止まらない理由でしょう。

出玉性能が上がってもパチンコ産業の衰退が続く理由

4号機時代と比べて時代は大きく変わっています。その理由は2つ思いつきますが

お金に余裕がなくなった

消費者金融で借入上限が決まった

お金に余裕がなくなったというところに疑問を持つ人もいると思いますが、30年以上前から世帯収入はほとんど増えていません。年収300万時代と言われるほどです。しかもその状況で物価は上昇しつづけ実質的には収入が減っているような状況です。

世帯収入参考資料元 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/backdata/01-02-01-01.html

 

消費者金融に関しても総量規制というものが導入され借金の上限金額は年収の1/3となりました。総量規制によりパチンコ店の売上が減る、どうやって対応するべきか?などのセミナーが多数行われている状況を考えるとヘビーユーザーの何割くらいが消費者金融で多額の借金をして遊技していたかが予想されます。

 

これらのことを考えると、いくらパチンコやスロットが面白くなっても遊ぶお金がない、馬鹿らしいほどお金が減るのでやめざるを得ないという理由が見えてきます。

ある程度の金額で遊んで満足できるぐらい。つまりギャンブル性ではなく遊技性を追求しないかぎりは遊技人口は減り続け、少なくなったユーザーがパチンコ業界を支えられなくなった時点で消滅するしかなくなります。そう考えると規制の性にして規制緩和と出玉性能を追求している現状はまさに自分たちで未来を潰しにかかっている状態だと思えます。

 

1円パチンコ 5円スロット

10年以上前からはじまった低貸パチンコやスロットはその流れに反する素晴らしい一手だったと思いますが目先の利益を追求する大多数の経営者のおかげでその流れは主流にはなっていません。客数が大幅に減り慌てて低貸しの台数を増やしたりしても既にその時には手遅れで低貸しで経営できるような仕組みは確立することが間に合わず倒産というのがほとんどでしょう。

出玉性能の高い遊技機を開発してもユーザーにお金がなく遊技することができない。無理に遊技しても必要以上にお金を使ってしまい退場することになるという悪循環。普通に考えても破綻する未来しか思いつきません。

 

本当の意味でパチンコ業界の未来を本気で考えている人達や団体はどこにあるしょうか。数年後にはっきりすることになると思います。

 

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