無能な本部のおこす末路
本来、本部は多種多様なスキルや経験かつ真面目な人材を必要とします。
店舗での人材問題、設備の問題などある程度のエキスパートがいないとメーカーなどにいいようにぼったくられたり、金づるにされてしまいます。
また本部で一つの改善をすると一つのことを改善したとしても 改善事案×店舗数の改善が行われて、時間や費用の改善が進んでいきます。しかし面倒だから店にやらせようなどという発想をするような人間がいると、どんどん現場の負担や損失が増えてロスが生じます。これは店の数が多ければ多いほど被害は大きくなります。
また営業に関して店長以上の経験がある人材が営業の指揮を執らなければ店の魅力はどんどんなくなりお客からの支持がなくなり稼働は減っていくでしょう。無能な本部は出玉や人気機種などを無視したワケの分からない企画を行うという 特徴があるのが面白いところです。こういった店はインターネットの掲示板で迷走しているなどど書かれるのもポイントです。
悪い本部の典型的な例
●役員などの機嫌を重視して現場を無視
●本部の作業を減らし店の作業を増やす。
●忙しいと本部人員をどんどん増やす。実際は仕事をしない人が多いだけ
●誰がなにをしているか知らない。
ここまで来ると恐らくは決算書は真っ赤っかで、下手をすると数年間黒字になったことがないレベルになります。そこぐらいになると次期社長は少し本部に対して思うところが出てくるので本部社員に対して不満を言い始めます。
結果 本部社員は「現場が大事なので手伝いに行く」、「視察に行く」という名目で本部にいる時間が短くなります。そうすると次期社長は満足して、やっぱり業績悪化は店のせいで本部はよくやってると思います。しかし実際は本部社員は店に行っても世間話をしたり、少し店にいてすぐに遊びに行くレベルです。突然、店に行って何かをしようとしても特に手伝うスキルがあるはずもなく邪魔になるだけです。むしろ手伝いに行くという時点で自分が仕事が少ないはずなんですがそこにも気づけないのが次期社長です。
現場で増えてくる不正事案
当然、そういった本部の仕事や次期社長の行動は店舗からすると、
「なにやってんだよ。」と馬鹿にされています。
無能
バカ息子
なんて思っていますが、自分の身が危ういので決して言葉には出しません。ただそういった状況が続くと店での不正が増えてきたり、会社を見限った中堅クラスの若手社員の退職がどんどん増えてきます。
●お金があわなくなる
●設定漏洩の発生
●業績の改竄
※売上、粗利などはホールコンピューター管理なのでデータの改竄はリスクが高いので無理ですが目視で数える客数の偽装などは簡単です。前年対比で売上が8割、アウト(打ち込み玉)も8割なのに客数だけが120%オーバーなんてありえないことが起きていても本部は気づきません。提出した数字を本部がチェックしないのも現場は分かっているし、数字の内容に関しても理解できないのを知っているからです。
こういった不正が出てきている場合はかなり危ない兆候です。
設定漏洩はなかなか分かりにくいところもありますが、分かりやすいところではお金が合わない、業績の改竄などが定期的にに起きる場合などは自分の会社はかなりヤバイところに来ていると思うのが正解かもしれません。ただそこまでいっている場合は数期にわたって会社の決算は赤字になっているはずです。
誰も止めないのか?
おそらくは、みんな自分の身が大事なので忠告をしません。もしも忠告したとしても改善はされず冷遇されるか会社に居づらくなるだけなので
「言うはずがありません。」
退職する人にしても、正しいことを言っても自分に対して何のメリットもないので黙って辞めます。むしろこのまま潰れてしまえと心の中で思いながら定期的に掲示板で悪口を書いたりするはずです。
次回は
現社長が何も言わないのか?
優秀な次期社長と無能な次期社長の違いについて
について紹介をしたいとおもいます。
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